日本画と手仕事と暮らしの覚え書き
- もう言わない。
- (2009/09/01)
- だめだ
- (2009/08/13)
- 体調はまあまあ
- (2009/08/10)
- 日記引っ越しだけどここも継続
- (2009/07/31)
- こんなこと書いてたり
- (2009/07/29)
午後深く、私は使い終わった絵皿を洗っておりました。絵皿に残った絵具を使い切るまで皿は洗わない。だから、中には1年ぶりにすすがれる皿も珍しくない。ともかく、そういうものの洗い場は、壁と棚に囲まれた凹みに向かっていて、昼間でも手元が暗いのです。
何枚か洗い進むうちに、時折、その手元がふわっと明るくなることがありました。蛇口からとぽとぽ流れ落ちる湯に、透明な柔らかな光が震えます。振り向くと、北窓の外に大きく茂った白樺が、大風に分け入られて揺れていました。大きな枝がぐううとしなうと、それだけ広々と空が開けて、大きな光が差し込んでくるのでした。
描きたくなくても描かねばなりません。仕事です。
何枚か洗い進むうちに、時折、その手元がふわっと明るくなることがありました。蛇口からとぽとぽ流れ落ちる湯に、透明な柔らかな光が震えます。振り向くと、北窓の外に大きく茂った白樺が、大風に分け入られて揺れていました。大きな枝がぐううとしなうと、それだけ広々と空が開けて、大きな光が差し込んでくるのでした。
描きたくなくても描かねばなりません。仕事です。
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