日本画と手仕事と暮らしの覚え書き
- もう言わない。
- (2009/09/01)
- だめだ
- (2009/08/13)
- 体調はまあまあ
- (2009/08/10)
- 日記引っ越しだけどここも継続
- (2009/07/31)
- こんなこと書いてたり
- (2009/07/29)
諏訪の蛇神、明神として崇められる赤ジムグリ(山カガシ/蛇)の、その朱赤の美しさ。畏怖の裏返しの嫌悪を含め、人間にとってもっとも気持ちの惹かれる動物が「蛇」ではないかしら。このごろは近隣でもすっかり数が減ってしまいました。一昔前は、のんびり日光浴をしているのをよく見かけたのに残念。多くは車に因る轢死です。また蛇に限らず路傍の死骸は人々から惨い扱いで、人心の荒れるを見る思いです。せめて脇の薮や草むらに置いてやればよいものを。
吉野裕子全集第4巻に入りました。この巻は「蛇・狐」の論文を集めたものです。「蛇」は数年前に既読ですが、内容を消化するための予備知識が殆ど無くて、ただ目を通すだけに終わっています。まこと勉強しなくちゃイカンと思いました。
よって、できれば全集に平行して、紀元前の哲学書「淮南子(えなんじ)」全編を読み通したい。加えて、いつ読めるかわからない「礼記」やらその他歴史書を、今日注文してしまいました。いやはや、なかなか時間と体力が取れないなんて言いながら、気持ちだけ先走っている。
あんまり暑くて。体力を奪うのか頭もボーとするし、好きな勉強ですら1時間しか根性が持ちませぬ。せめて間に15分くらい休憩を入れないと、次の1時間にかかれないのです。
吉野裕子全集第4巻に入りました。この巻は「蛇・狐」の論文を集めたものです。「蛇」は数年前に既読ですが、内容を消化するための予備知識が殆ど無くて、ただ目を通すだけに終わっています。まこと勉強しなくちゃイカンと思いました。
よって、できれば全集に平行して、紀元前の哲学書「淮南子(えなんじ)」全編を読み通したい。加えて、いつ読めるかわからない「礼記」やらその他歴史書を、今日注文してしまいました。いやはや、なかなか時間と体力が取れないなんて言いながら、気持ちだけ先走っている。
あんまり暑くて。体力を奪うのか頭もボーとするし、好きな勉強ですら1時間しか根性が持ちませぬ。せめて間に15分くらい休憩を入れないと、次の1時間にかかれないのです。
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五輪では、思う結果を残せず落胆する選手の方を、つい見てしまいます。彼らを見ていると、私の、日本画のいくつかの団体展や公募展に挑戦していた、30代半ばまでの頃を思い出してしまうのです。
おかげさまで私も、入選や入賞を何度も経験させてもらいました。けれど、どちらかと言えば、落選した記憶の方がずうっと鮮明なのね。1年間の苦労と努力と費用が実を結ばぬ悲しさ。それ以上に、苦労をかけたのに、常に支えて期待してくれた親や周囲に申し訳なくて、さすがの楽天家も情けなかったもの。
私も、実力が伴わない故の結果は納得できました(初心者の頃、岡村先生のもとではまことに伸び伸び自由にやらせてもらい、護っていただきました)。やがて頭が出てからが辛かった。嫌な言い方をすれば、大人の事情での、実力と関係ないところで成果を遠慮させられることが、無かったとは言わない。それに惨い女性差別やセクハラ!その悔しさ、無念。今だって油断すれば、あのジジイこのジジイと数え上げ、彼らに対する黒い気持ちが沸き上がってきます(もうだいたい死んだけど)。
私の若い頃は、独身女が男の半裸を描いただけでスキャンダルでした。そんなに男が欲しいのかとジジイどもが(どうでもアンタなんかいらない)。なんて馬鹿げたこと、無駄な苦労。その点では、今の若い女性画家はのびのびしていい。羨ましいですね。
おかげさまで私も、入選や入賞を何度も経験させてもらいました。けれど、どちらかと言えば、落選した記憶の方がずうっと鮮明なのね。1年間の苦労と努力と費用が実を結ばぬ悲しさ。それ以上に、苦労をかけたのに、常に支えて期待してくれた親や周囲に申し訳なくて、さすがの楽天家も情けなかったもの。
私も、実力が伴わない故の結果は納得できました(初心者の頃、岡村先生のもとではまことに伸び伸び自由にやらせてもらい、護っていただきました)。やがて頭が出てからが辛かった。嫌な言い方をすれば、大人の事情での、実力と関係ないところで成果を遠慮させられることが、無かったとは言わない。それに惨い女性差別やセクハラ!その悔しさ、無念。今だって油断すれば、あのジジイこのジジイと数え上げ、彼らに対する黒い気持ちが沸き上がってきます(もうだいたい死んだけど)。
私の若い頃は、独身女が男の半裸を描いただけでスキャンダルでした。そんなに男が欲しいのかとジジイどもが(どうでもアンタなんかいらない)。なんて馬鹿げたこと、無駄な苦労。その点では、今の若い女性画家はのびのびしていい。羨ましいですね。
外食しました。わざわざそう書き留めるくらい、私たちはめったに外食をしません。料理は嫌いではないし、経済的だし、近隣に時間とガソリン代を使ってまで行きたい店もそう無いし(有ってもめったに行かないでしょうが)。
でも今夜は小淵沢までドライブし、中華料理をいただきました。大海老のマヨネーズ和えは美味でした。家では作ったことが無いので、ぜひ真似したい。こんな風に蝶理への刺激になるから、外食もたまにはいい。午後は曇り。夜になってひと雨有り、たいへんに涼しいです。
でも今夜は小淵沢までドライブし、中華料理をいただきました。大海老のマヨネーズ和えは美味でした。家では作ったことが無いので、ぜひ真似したい。こんな風に蝶理への刺激になるから、外食もたまにはいい。午後は曇り。夜になってひと雨有り、たいへんに涼しいです。
立秋からもう一週間近く過ぎて、お盆。別荘地は例年以上に人が入って賑やかです。不景気で「安、近、短」を求める結果でしょうか。
今日はあんまり暑くって、風の無い昼間は頭がぼーとしました。元気なのは巣立ったばかりの若い小鳥たちでしょう。キジの雛はまだ雌雄が判別できませんが、親に付き従ってびゅんびゅん走り回っています。ふう、何もしていなくても汗が流れます。だから塾の仕事にいくなど人前に出る時は、一応着替えて行きます。汗みずくのおばさんなんか、私だって見たくないもの。
さて、農協婦人部の個人生産物販売コーナーにも、今が盛りと溢れんばかりに野菜が並びます。どれも一袋が数十円〜せいぜい200円程度で、新鮮さはすこぶる付き。夏の買い物の楽しみです。
規格外のいろんな大きさと種類のトマトや茄子、パプリカにピーマン、キュウリや漬け物用の瓜、びっくり大きな冬瓜、インゲン各種、香り高い葉付きセロリ、小松菜やチンゲンツァイなど菜もの、キャベツ、ニンジン、オクラ、ひと袋に30個は入ってそうなミョウガ(好物なのに多過ぎて買えない…)、ハーブの類はスィートバジルが盛り。先週からはトウモロコシもいろいろ種類が売られて、朝採りを午前中に茹でて食べると本当に甘い。
地産地消と言うし、夏の安い時に新鮮な地元野菜をたんと買って、上手く処理して冷凍保存するといいなあと、毎夏思います。トマトとバジルを瓶詰めソースに、インゲンをさっと茹でて小分けに、そうだ冷凍コーンも。
…だけど、いつの間にかひんやり秋になっているのよね。
今日はあんまり暑くって、風の無い昼間は頭がぼーとしました。元気なのは巣立ったばかりの若い小鳥たちでしょう。キジの雛はまだ雌雄が判別できませんが、親に付き従ってびゅんびゅん走り回っています。ふう、何もしていなくても汗が流れます。だから塾の仕事にいくなど人前に出る時は、一応着替えて行きます。汗みずくのおばさんなんか、私だって見たくないもの。
さて、農協婦人部の個人生産物販売コーナーにも、今が盛りと溢れんばかりに野菜が並びます。どれも一袋が数十円〜せいぜい200円程度で、新鮮さはすこぶる付き。夏の買い物の楽しみです。
規格外のいろんな大きさと種類のトマトや茄子、パプリカにピーマン、キュウリや漬け物用の瓜、びっくり大きな冬瓜、インゲン各種、香り高い葉付きセロリ、小松菜やチンゲンツァイなど菜もの、キャベツ、ニンジン、オクラ、ひと袋に30個は入ってそうなミョウガ(好物なのに多過ぎて買えない…)、ハーブの類はスィートバジルが盛り。先週からはトウモロコシもいろいろ種類が売られて、朝採りを午前中に茹でて食べると本当に甘い。
地産地消と言うし、夏の安い時に新鮮な地元野菜をたんと買って、上手く処理して冷凍保存するといいなあと、毎夏思います。トマトとバジルを瓶詰めソースに、インゲンをさっと茹でて小分けに、そうだ冷凍コーンも。
…だけど、いつの間にかひんやり秋になっているのよね。
3mほどにも育ったモミジやドウダンツツジの上に、覆い被さるようにさまざまなツル植物が這い上がっています。枝がしなり、日光を遮り、怖いスズメバチを隠して、まったくツル植物は困り者です。でも私達はなるべく庭の自然に手を加えないことにしているので、毎度最小限しか除去しません。
今日は夕方に少し曇り、良い風で涼しくなったので、いくらかのツル植物を引っ剥がす作業をしました。まず、実や葉の美しい野葡萄以外のツル植物のツルの流れを確認し、手近かなツルから千切れないよう手加減しつつ手繰ります。何mもの長い長いツルを手繰り寄せるほどに隠されていた枝々が現れ、ツルは見る間に足元に積み上がるのでした。
わずか15分程の作業だったのに、それに植物は殆ど私に触れなかったのにね。何だか痛痒いと思って見ると、私の半袖の両腕は、もう目を背けたくなるような酷いミミズ腫れが無数にできて、赤く熱いブクブクになって変型してしまいました。このせいで今夜のは外食しようと言うプランは延期になっちゃった。
あああ、かぶれちゃったー。子供の頃からほんと皮膚が弱いくせに、私と言う学ばないヒトは、これ、毎年やっちゃうんですな。6時間経過した今、おかげさまで症状は少々治まってきています。私の肝臓さん(ですよね?)、この後も宜しく頼ム…。
今日は夕方に少し曇り、良い風で涼しくなったので、いくらかのツル植物を引っ剥がす作業をしました。まず、実や葉の美しい野葡萄以外のツル植物のツルの流れを確認し、手近かなツルから千切れないよう手加減しつつ手繰ります。何mもの長い長いツルを手繰り寄せるほどに隠されていた枝々が現れ、ツルは見る間に足元に積み上がるのでした。
わずか15分程の作業だったのに、それに植物は殆ど私に触れなかったのにね。何だか痛痒いと思って見ると、私の半袖の両腕は、もう目を背けたくなるような酷いミミズ腫れが無数にできて、赤く熱いブクブクになって変型してしまいました。このせいで今夜のは外食しようと言うプランは延期になっちゃった。
あああ、かぶれちゃったー。子供の頃からほんと皮膚が弱いくせに、私と言う学ばないヒトは、これ、毎年やっちゃうんですな。6時間経過した今、おかげさまで症状は少々治まってきています。私の肝臓さん(ですよね?)、この後も宜しく頼ム…。