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日本画と手仕事と暮らしの覚え書き
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東京も涼しかったようです。こちらも終日霧雨で、最高がやっと12℃。寒かったです。午後の制作時にはどうにも足元が冷たくて、ちょっと床暖房をしました。

夏の日ざしに負けなかった、半袖の白シャツや夏柄が、まあなんて弱々しく色褪せて見えることでしょう。反対に、先日まで野暮ったく暑苦しく見えた毛織ものが、灰色の寒空の下、堂々力強く主張します。

来月縫う予定の普段着スカートは、無難な地厚ウールのセミフレア決めました。スリットが要らなくて簡単です。すとんとしたワンボックスプリーツも好きですが、座り仕事の多い私にはどうでしょう。できれば2着いっぺんに縫う予定。手持ちの格子柄は、柄を生かして深めのプリーツにしたいのですが、今年は時間が無いと思う。

リフォームもしたいのです。以前縫ったスカートは、母に貸したら裏地をさんざんに破いて着られなくしてしまいました。破れたまま返してくれてもねえ。何よりほつれの小さいうちに修繕すれば問題なかったものを、面倒がって針を持たない人は困ったものです。

あああ、実は悄気ています。春に続いて(春は粉々に割った)またしてもやっちまいましたー。洗面シンクに今度は大きなヒビをいれてしまいましたー。プラスチックのコップがコツンと当たっただけなのに。春には何日も不便で、修繕も7万円以上して大変だったのに。だから周辺には重いもの固いものを置かないよう気をつけてたのに。
機龍がヒビにコーキング剤を塗ってくれたけど、いつまで保つことやら。
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あちらこちらで、ゴツンドサッ、ゴロンゴロン。胡桃の実の落ちる音です。日に日に数を増して、散歩の途中、幾らか拾っては薮の中に投げ込みます。車に轢かれて潰れるのがもったいない。

一気に秋めいてきました。立秋頃から落ち始めた白樺の葉は、毎日掃かねばならない量になってきたし、真昼はともかく、半袖ではもう肘がすうすうして寒いです。だから私も昨日から七分袖。
さあ秋冬に着るスカートを計画しよう、まずは採寸、と言うところで気が付きました。私は以前よりもまた一段と太ったことを(遅い)。ウエストなんかもう、「どこ〜?」なる有り様じゃ。

昔から体型とか髪型とか服の流行とか興味薄いのです。他人が作った流行なんて私には関係ない。だから気にしないし、現実に気にする余裕も無いまま来たのですが。

でもねえ。身体のサイズは健康問題に直結するから気にした方がいいゾ。いやいや最大の命題として取り組むべきかもしれないゾ。デブは布地が余計に必要で不経済ですゾ。
…ふ、現在はまあまあ健康。だから、そんな殊勝なこと思っても、私なんかは右向いて左向いたら忘れるノダ。三歩歩いたら忘れるノダ。
ははは。
夕立のおかげで、大気はすっかり冷えてしまい、上着が欲しいくらいになりました。まだ出ていないと思ったススキの穂も、あららすっかり出揃っています。

そろそろ暖房の事も考えなくては。気が早くなんか有りません。石油高騰の影響で、薪までがすっかり高騰しているようです。山持ちが個人で安く売っている薪は争奪戦です。私もそんなところを見つけられれば良いのですが、そうでなければ今シーズンの薪の購入は殆ど諦めです。頼るは灯油。さあて、今年の灯油代はどのくらいまで上がるでしょうか。今から戦々兢々です。150円は当然超えるでしょうね。

先シーズンまでは、衣服は似合おうが古臭かろうが「古いものを着潰す」ことに終始していました。だから、今年は11月までにある程度の衣裳計画をしようと思います。手術以降長らく、スカートを着なかった。左右の足の太さが違うのが悲しかったからです。ま、ババアの脚なんぞ誰も見てはいないから、ただ自分が納得できるか否かです。

スカート丈を長くしてしまえば、脚はあまり見えません。でも積もった雪で裾が濡れてしまうのね。冬はそこが問題なのね。犬の散歩の時だけでもパンツにしますか。もちろん普段着のスカートは自分で縫います。腰高でデブの私には日本のものはパターンが合わない。
ここに来て、ようやく秋の七草が良く咲くようになってきました。萩、桔梗、女郎花に撫子、たぶん林に行けば葛の花も咲いているでしょう。ススキはまだまだ穂が出る前。庭ではキバナノアオイ、レンゲショウマ、樹木ではブッドレア、アオダモが盛り。10mほどに育ったアオダモの花には、それこそ何千と言う蜜蜂が集まって、ブブブブブブブブブブ…と、まるで分蜂でもしたかのような騒ぎです。

厳しい夏でした。この地域はもともと冷涼だったので、例えば今でも中学校に夏の制服が無かったりします。学生たちは上着を脱ぐだけで夏をやり過ごします。最近は夏休みが首都圏なみに長くなり、冬休みが短くなる傾向。
一昨日あたりから、暑さが少し楽になりました。夜は、半袖だともう肘がすうすうしていけません。別荘地も盆休みが終わり、一気に人が減りました。申し訳ないけれど、内心ちょっとほっとしています。
「やったもん勝ち」なる言葉が有ります。「悩みつつもまずはコトを始めた方がいい」と言う意味だと私は思っています。けして「早い者勝ち」や「結果オーライ」とか「事後報告」的な、浅卑な意味ではないと思います。

と言うことで、とうとう古代中国の哲学書「淮南子(えなんじ)」を読み始めてしまいました。古代から平安あたりまでの日本の知識人が、皆熟読したであろう「淮南子」、我が国の正史「日本書紀」の文章の典拠にもなった書物です。
ともかく、スケジュール調整とか時間確保なんて言ってたら、何も始められないからです。老母老叔母機龍に犬猫と、突発事項の多い我が暮らしですもの。今後はできれば朝の勉強ができる日(週に3、4日ですが)に、日に30分を目安として一区切りずつでも修めようと思います(ああ、数学がちっとも進まぬ)。

それにしても漢字のワカランことと言ったら!今の意味と違うし、だいたい漢文自体忘れているし!まして紀元前の文言ですからね、読み下すだけでひと汗です。幸い明治書院の「淮南子(上中下巻)」は、旧仮名遣いの振り仮名やレ点等が整備され、模範の読み下し文や解説もしっかりあります。なので何とか一区切り読み上げ、その日に修めた分の読み下し文を書き写すことにしました。

来週には「礼記」などが届きます(いったいいつ取りかかれるのやら)。まず上巻だけ買いましたが、今直ぐ確認したい「月令(がちりょう)」は、はてどの巻に掲載されているのかな。月令とは、どの季節や月にはどのような行事や仕事や用事をすべきか、年間の行事習俗について書かれたもの。もとは各月に為政者が出す布告のことでした。

ところで、かの泉鏡花も「月令十二態」なる美麗な文章を遺しています。今は青空文庫で読むことが出来ます。(テキスト
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