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日本画と手仕事と暮らしの覚え書き
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自分だけが苦しんでいると思っていないか。私も自問自答しているところ。
確かに自分の苦しみなんて、他人にわかるはずもない。わかってもらいたくとも、訴えたところで、結局裏切られたと思うが関の山。ああ一人にしてくれい。
一方周囲は、苦しみを思い遣ろうとしても、ただ想像するしかない。何か力になれないものか、好物を並べようか、ああ、何か何か。でも結局何もできない。

苦しい時は自分だけで精一杯だもの。自分以外の人の心中なぞ、なかなか気が付かないもの。やっと気が回ったところで、ほっといてくれ!でしょう。情けないやら不満やらで、自分への思いやりも心配もうっとうしくてしょうがない。そして却ってアダする言動を取って、周囲をさらに苦しめる。殻に閉じこもっても周囲にあたっても、どちらにしても自分も疲れ果て、もし幸せそうな人なんか見たら、嫌みの一つどころか呪ってやりたくなる。

そんなことをしてれば、苦悶のスパイラルでしょう。自分の怒気がまるで跳ね返ったかのごとく自分が痛い。ますます苦しみ、心身の力を無くしていく。

自分が嫌な苦しい顔をしていれば、家族も周囲も心配で苦しみ、暗くなるでしょう。私も昔日、ようやく掴んだチャンスを前に、運悪く日本画を制作する場所も仕事も無くしたことがある。実家に身を寄せた私はもうノイローゼ(傍から見たら、ただただ甘えでしょう)。朝も夜も判らぬまま泣き暮らし、時に暴れて、さんざん家族に心配と迷惑を…。

私の場合、私が本当にしなければならなかったこと、相応しい態度、口にすべき言葉は他に有った。自分しか見えていなかった。気が付いた時は遅過ぎました(お父さん、ありがとう。ごめんなさい。お母さんと弟には未だ間に合うか、ありがとう、ごめんなさい)。

新しい道はいつでも自分の傍に有った。それをわざわざ見ないようにし、足で砂をかけ隠していたのは自分でした。
そう、今は判るのに。
でもでも、これは人に言ってもらっても解らない。人に言われても不快に思い、冷たく罵って退けてしまうもの。
苦しむ時はやっぱり苦しむ。思い遣り心配するも、届かないものは届かない。それに腹を立てても立てられてもしょうがない。
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