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日本画と手仕事と暮らしの覚え書き
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さっそく注文した「淮南子(えなんじ)」の上中巻2冊が今朝届き、ニコニコの私です。最初にぱっと開けたのが、「天地以設、分而為陰陽。陽生於陰、陰生於陽。陰陽相錯、四維乃通。或死或生、萬物乃成。」に始まる『天文訓22』のページでした。
ところでこうした原文は、特に書籍を求めなくてもインターネット上で見ることができます。例えばWikisource(維基文庫の自由的圖書館)では、 「淮南子」のとおりです。ああ、ありがたい。

今回は、いつものAmazonではなく、 ビ−ケ−ワンと言うオンライン書店で求めました。お誕生月ギフト券500円分をくれたからです(ここはAmazonのように解説が詳しいわけではないのでちょっと買いにくい時も有るけれど、こういうサービスは大事よね)。また今回何故2巻だけにしたかと言えば、10,000円以上の代金になるとのことで、来月に1,000ポイント(1,000円分)くれるからです。よって下巻は来月買うことにし、その時にポイントを利用するつもり。おほほ、ケチケチ。

あ、昨日は暑い暑い甲府まで「クライマーズ・ハイ」と言う映画を見に行きました。飛行機事故を取材する新聞記者たちのお話です。私は生前の父親を思い出しました。父も50才近くまで新聞記者をしていたからです。まあ新聞記者と言っても、私が小学生の頃には父は既に某新聞社の富山支局長で、まもなく名古屋に帰ると論説委員になっていました。だから映画の中に度々出て来る、切迫し騒然とした「現場」に身を置くことは、たぶんもう無かったと思います。

父は家で原稿を書いている時間がけっこう長く、おかげで門前の小僧の習わぬ経のごとく、私は小さい頃にかなりの文字やら語彙やらを吸収してしまいました(そのままおベンキョに邁進してたらヨカッタんですけど、ねえ/笑)。ただ、そういう父や環境が、小さい私に何か残したものがあるとすれば、ひとつには「大人は家で何時間も机に向かうもの」と言う印象です。だから一度も本を開かなかったり、何も書かなかったりすると、その日は何かうんと大きな忘れ物をしたような気がして、私は今も落ち着きません。

昨日の帰りには、甲府で給油しましたとも。諏訪よりなんと6円も安い1ℓ176円で入れられました(機龍がセルフの抽選ゲーム付き給油機のスロットルで4等を取り、2円引きになったおかげです)。
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