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日本画と手仕事と暮らしの覚え書き
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もひとつ腑に落ちないと言えば「芸能ニュース」。阿呆らしい。テレビも雑誌もネットも、ただ歌手や俳優やコメディアンの、離婚結婚や恋愛不倫、病歴犯罪歴の醜聞や暴露話ばかりです。そんな百済ないこと、誰が聞きたいと言うのかしら。少なくとも私は違う。

芸能と冠するからには、その人の芸術論や、せめて今後の抱負や最新公演情報くらいはあっても良さそうなもの。なのに、そういう肝心な話は何も無いとはどういうこと。暴露話でも、日頃の鍛練丹精の様子や、衣裳や大道具小道具の苦労話なら、一寸聞いてもみたいもの。

今日から塾の仕事始め。中学生も高校生もまもなく受験です。数学など難問を質問してくるから、私も気が抜けません。頭を柔らか〜くしなくちゃー。
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各局のグルメ番組が前から腑に落ちない。太ったリポーターとやらが、身なりもマナーもそっちのけ、マイクを持ったまま一口かぶりつくや否や、目は白黒乱ぐい歯むき出しで、「(この料理はまるで)ナントカや〜」と叫んだりなど、ああ一番ダメ。胸が悪くなるばかり。

だいたい一口食べただけで、何故に美味かどうかなど言えるのでしょう。せめて「一口目はこれこれしかじかの印象」と言うならともかく。
料理は一皿ものでもコースでも、それを全て食べてみなければ結論は出せないと思います。店の主人や給仕、内外の音や匂い、家具調度や食器、洗面所の状態、入っている客の様子はどうなのでしょう。その上で食べてみて、全て食べきるまでの温度や感じる味の変化、料理の種類や量や組み合わせを総合し、やっと美味かどうかがわかると思うのです。めったなことは言えないと思うのです。
正月気分も明日で終わり。ひさしぶりに学術書を読み進んで(読み渋って)ふと目を上げると、ミニシクラメンの紅色が鮮やか。はっとします。昨年末に頂戴したのを一回り大きい素焼鉢に植え替えたら元気が良いのです。

サブプライムローン問題の波及で不景気の上に、石油高騰。年明けも株価急落です。実は昨年末までに、HP作成更新関連の顧客も、美術関連の顧客も次々厳しいことになってしまいました。原因は不景気と病気と家族の介護がトップ3。結果、私も連鎖で殆ど仕事が有りません。困りました。

この先も見通しは暗い。勉強したり絵なぞ描いている場合でないのは明白です。破滅しては周囲に迷惑をかけるので、戦わねば。しかしながら不景気の地方でなくとも、50女がフルタイムで働ける所はまず無い。探そうにも、必ず右足の不自由が壁になります(立ち続けることも座り続けることもできないのです)。だからこれまで例え損と判っていても、家でできる仕事や、就業時間が短い塾講師をしていたのですもの。
さあ、どうやっていこうか。
今日は朝から、背中の中ほどまで伸びた髪を綺麗にすき、衣服も着替え、上諏訪大社のまず前宮(古代シャクジ神もおわすところ)と、次に本宮に初詣しました。本宮では絵馬を奉納してきました(何を書いたかは内緒)。おみくじもひきました(結果は ^-^ 、うむ、むしろ気を引き締めねば)。

そう言えばネットのニュースに、京都は下鴨神社の正月行事、「蹴鞠始(けまりはじめ)」の記事。一方、世界文化遺産でもある上賀茂神社では、2月立春の紀元祭奉祝行事として、「蹴鞠神事(けまりしんじ)」が有ります。
今では元の形や考えが見えにくくなっているものの、古い社の一連の正月行事には、古代神道祭祀のハートがちらりちらりと顔を出すのね。

蹴鞠は奈良時代に中国から原型が渡来し、平安貴族のもとで洗練され、「勝敗のない競技」として完成されたと聞いています。女官や巫女さんもするんですよ。
この勝敗がないスポーツは、相手に受け取りやすく、蹴り返しやすい球を送ることが大切で、すなわちリフティングとアシストの上手さと美しさと気遣いの精神が追求されるのだとか。その後も気鋭の鎌倉武士達に大変好まれ、流派も起こって盛んだったようです。

京都御所のすぐ北西、堀川通りを東に入った所に「白峯神宮」が有ります。小さめだけれども、「神宮」なんですねえ、これが。鞠の守護神なので、蹴鞠はここが一番有名かしら。今では「あらゆる球技の神様」らしいです。

大晦日から正月はいつも京都が懐かしい。貧乏な修行時代だったので、バイトと公募の締め切りに追われてばかりで、長いこと住みながらも殆ど何処にも行けていないのです。そのうち新年はまた京都か奈良で迎えたいです。冬の京都奈良は寒いけれど、とても意義の有る祭祀がたくさん行われ、その意味でも関心が高くて好きです。
3日間で、小説を4冊読了。

昨秋から読みたくても、細切れの時間ではなかなか進まず(一番の原因は、私が主人公他登場人物の名前をちっとも覚えられないことにある/途中でもはや何読んでいるのかワカランくなるのじゃ)に、ただ購入して「ツンドク」状態であった、「モリミー(森見登美彦」「マキメ(万城目学)」〜両者とも京都大学卒と院修了、京阪神を舞台に描く最近の売れっ子作家〜を、浴びるように読んでいます。

おかげで私の頭の中は、かつて十数年暮らした京都界隈の、東西南北スミからスミまでが思い出されごうごうと溢れだし、洪水状態です。また私は昨年から神道祭祀と民俗学関連の勉強を進めているので、彼らの使う素材にもいちいち懐かしみがあって、もうどっぷり、「諏訪は片倉館の千人風呂」(湯の深さ110cm/底はずぶりと玉砂利)状態になってしまいました。
若い作家の作品はまだ未熟で未完成で、これからどう変化して行くかがとても楽しみだったりします。

他の作家の小説などあと数冊有るけれど、明日からは勉強と制作も始めます。
(ああ私もホルモーやりたい、じゃなかったら観戦したいー。)
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