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日本画と手仕事と暮らしの覚え書き
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今日は朝から、背中の中ほどまで伸びた髪を綺麗にすき、衣服も着替え、上諏訪大社のまず前宮(古代シャクジ神もおわすところ)と、次に本宮に初詣しました。本宮では絵馬を奉納してきました(何を書いたかは内緒)。おみくじもひきました(結果は ^-^ 、うむ、むしろ気を引き締めねば)。

そう言えばネットのニュースに、京都は下鴨神社の正月行事、「蹴鞠始(けまりはじめ)」の記事。一方、世界文化遺産でもある上賀茂神社では、2月立春の紀元祭奉祝行事として、「蹴鞠神事(けまりしんじ)」が有ります。
今では元の形や考えが見えにくくなっているものの、古い社の一連の正月行事には、古代神道祭祀のハートがちらりちらりと顔を出すのね。

蹴鞠は奈良時代に中国から原型が渡来し、平安貴族のもとで洗練され、「勝敗のない競技」として完成されたと聞いています。女官や巫女さんもするんですよ。
この勝敗がないスポーツは、相手に受け取りやすく、蹴り返しやすい球を送ることが大切で、すなわちリフティングとアシストの上手さと美しさと気遣いの精神が追求されるのだとか。その後も気鋭の鎌倉武士達に大変好まれ、流派も起こって盛んだったようです。

京都御所のすぐ北西、堀川通りを東に入った所に「白峯神宮」が有ります。小さめだけれども、「神宮」なんですねえ、これが。鞠の守護神なので、蹴鞠はここが一番有名かしら。今では「あらゆる球技の神様」らしいです。

大晦日から正月はいつも京都が懐かしい。貧乏な修行時代だったので、バイトと公募の締め切りに追われてばかりで、長いこと住みながらも殆ど何処にも行けていないのです。そのうち新年はまた京都か奈良で迎えたいです。冬の京都奈良は寒いけれど、とても意義の有る祭祀がたくさん行われ、その意味でも関心が高くて好きです。
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無題
初詣は気持ちがぴっと引き締まってよいものですね。年の初め、神さまにお参りして、これから1年またよろしくお願いしますとご挨拶。
そういう節目のけじめみたいなもの、たいせつにしたいものですね。
ワイン 2008/01/05(Sat)13:29:00 EDIT
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