午後は

山でも少し蒸し暑さを感じる午後、深山オダマキの小さな株を、一回り大きな鉢に植え替えました。一花分の種子しか採取できませんでしたから、大切に播種して殖やそうと思います。

ただ、深山オダマキ（youtubeの動画）を、地植えできるほどに個体の数を増やしても、今度はドロボーされそう。近隣の家も我家も毎年のように庭に闖入者が有り、勝手に山野草の株を盗るのを見つけてはもめるのです。別荘地や近辺でも、自生株は10年以上前にとうに消えました。野生の桔梗もです。開発より盗掘が原因だと思われます（登山道近辺でも減っているとか）。

梅雨の合間の午後は、他にも種子から育てた鉢植えのドッグローズを日当たりに、分けてもらった一人静を木陰に、各々地植えしました。それだけで今日は汗びっしょり（シャワー！）。あとは機龍の頭髪をスキカルでちょっと虎刈りにしちゃったり（いいの、来月には丸坊主だもん／予備自衛官は年に１、２度自衛隊の訓練があるらしい／もちろんその間は会社はお休み）で、午後はオシマイ。美味しいサラミとイカ燻で飲んだりしたら、夕食後はうたたね。気付けば、あらまあ大雨。

山の三つ葉

木曜午前中の英語サークルには、私は毎度時間足らずで宿題もできず、もうただ出席しているだけ。劣等生。行くだけでも楽しいからと自分を甘やかしています。サークルではこのところ山菜の話題がよく出ます。先週はその仲間から「コーレ（オオバギボウシの若い茎）」を頂戴しました。なので今日は私から英語サークルの先生と仲間に、山三つ葉数株を持参しました。

山三つ葉は宿根草なので、地植えすれば長く楽しめます。ネギの品薄で高価な時に、薬味として重宝。木漏れ日に植えれば、柔らかな葉茎に育ってくれます。普通の市販の三つ葉はせいぜいクローバー程度の葉の大きさですが、山三つ葉は子供の顔程も有ります。香りは同じ程度でしょう。

木曜日は一番落ち着きません。今日も朝から家を出たり入ったり。ただ今家でレポートの手直し中。加えて夕方からまた塾の仕事です。まもなく数学検定の試験日（７／５）なので、未履修の部分がある学生の場合は、せいぜい飛ばして教えねばなりません。中学生なら３級。高校生なら最低２級か準１級は欲しいところ。それに高卒認定試験の数学が免除になります。いずれも珍妙な問題が出るわけでなく、きちんと基礎をおさめれば合格できます。

ああ、少しの時間が貴重。やっと１時間足らずだけど、また勉強の本を開こう。勉強は本当に楽しいです。一番の極楽の時間かな。そんなふうに思えるのは、まさに幸せ以外の何ものでもない。中学高校の時は勉強が好きとは思わなかったけれど、大学でうんと面白いと思うようになったのです。

ゆーらゆら

洗濯物が、昼下がりのそよ風にゆ〜らゆら。洗濯物たちは昼寝をしているのね。猫も昼寝。犬も昼寝。ハマナシの花も昼寝。

木漏れ日きらきら。私はレポート提出の締め切りが明日です。最低２つ、できれば３つ。だからみんなが眠っている間に、もうせっせと書くのです。ああ、どこからかシャンソンが聞こえてくる。

おや、コブシの新しい葉陰から、小さい小さい蜘蛛達がたんと生まれて、これもみんなでゆーらゆら。蜘蛛は好き。子供の時、どうしてあんなに蜘蛛が嫌いだったのかしら。蜘蛛の絵だけで気絶するくらい怖かったの。あはは、可笑しいね。ねえ蜘蛛さん、今日はあいにく忙しいけれど、また遊びにおいで。

まず観察

今日は良く晴れて夏空、気温も上昇。洗濯物がからりと乾いて気持ちいい。

昨日の日曜は結局、甲府で車の給油をしませんでした。どのスタンドも170円以上と、地元と変わらない価格の高さだったからです。少し前の120円台が懐かしい。ウチの車は80リットル近く入るので、50円高くなると１回の給油で4,000円も負担が増えます。いやん。

どこかまだ節約できるところはないか、暮らしを見直す方も少なくないでしょう。まずは「工夫する楽しさ」を。ただ出費を削るのはどうかと思います。無駄こそ大切な潤滑剤だったりしませんか。今の暮らしのあれこれ、私にとって本当に大切かしらと、まずは自分を観察、分析ね。

どうなんでしょ

ただ今深夜。起きたら甲府まで映画を見に行く予定。甲府はガソリンが安価なので入れてきます。地元は何処も170円台ばかり。178円なんてスタンドも出てきました。今後も上がり続けるとか。ああ、どうなるんでしょ。

今年の野バラ系ははずれ年でしょうか。何処もどの個体もさっぱり蕾が有りません。我家のドッグローズもようやく１輪さいたきり。こんな年は初めて。どうなんでしょう。どうしたんでしょう。

一昨日諏訪で震度４だったのが、昨日は東北の大地震。もし同時に日本各地で地震が起きたら、たいへん。救助や復旧にしても、警察も消防も自衛隊もさすがに人手が足りなくなるでしょう。どうするんでしょう。

昨夕に、地元の大ホールでコンサート鑑賞。モダンダンスと声楽の組み合わせ。盛況でした。それにしてもここまで来るのに、ご両親の尽力はたいへんなものです。音楽で身をたてるには、才能だけでは…その才能を磨くためにも、両親によほどの資産と人脈が無ければ難しいですね。

画材が高価で、制作に場所と時間がたんと必要な日本画も、そういう部分は否定できません。結果、安価で簡便な代用画材でしか描けない学生ばかり。技術力は低迷。それに市場が萎んだまま復活の気配は無いし、展覧会にいくら当選受賞しようがまず食えはしない。よって才能ある学生は、今や誰も画家など目指さず、みな広告関係に流れてしまいます。どうなることやら。

まあね、私はたとえ細々でも、目標に近付くよう努めます。途中で命が足りなくなってしまうかもしれない。それでも仕方がない。