１は白、２は赤で、３はピンクなのです。「あ」や「ア」は赤なのです。

文章を、ましてその行間を読み取る力がおおいに欠けるんだろうと、私は自分のことを思います。たまに良いお手紙をやメールをいただくのですが、いったい何を言いたいのか（いや文法や文字に間違いなど無い、内容だってきちんとしたものです）それすらワカラヘンことがたびたびで、自分はオカシイんとちがうかーと。

小説でも映画でもさらに現実の生活ですら、私は人の名前が覚えられません。プロフィールをいただいてもちっとも頭に入りません。他の方に感覚が働いてしまって、文字の中身を読み込むのが億劫で。

つまり、私はオカシイのです、やっぱり。人と違うことがオカシイというならそうです。

私はたぶん、文字で物事や個人を認識したり記憶をしていません。ほとんどの場合、色彩と形と感触と、時に味や音色で判別しています。黒一色の文字群でも極彩色で、形が無い物で形で、二次元の物でも立体として、食べ物でなくても味で、音が出る物でなくても音色で、判別記憶している事がかなり有ります（と言うかほとんどです）。その方がラクチンで、私にとって自然だからです。

私は弱い方だと思うのですが（大変に強烈な方を知っているので比較すると）、「共感覚」の傾向が有るので、外部を認識し記憶する方法については、時にドタバタしてしまう。この感覚は、たぶん赤ちゃんの頃は皆持っているはずで、成長するにつれ忘れてしまうらしい。頭が悪い私のIQが何故か高いのも、これのおかげと言うか影響らしい。

えっと、油断していると、私は特に数字や、いくらかの文字や形が、時にいろんな色に見えたり、いろんな感触や味に感じられてしまいます。それは結構楽しいのです。が、肝心の文章の中身をに気持ちが行かなくなってしまう。言葉で物事を覚えるのがつい面倒。まして物事を他人に説明する事はうんと面倒で難しい。それでは困るので、成長する間、特に学生の頃に、無意識にその感覚を排除しようとしていました。一苦労です。今だって日記はいい訓練です。
そうそう、私が事務仕事が苦手な理由原因は、怠け者の性分の他、ここにも有ると思いまーす。

今はもうどーでもいいので、またその感覚が顔を出してきたのか、とんでもないところで、しっちゃかめっちゃか、ちゃらんぽらんになっています。犬や猫と暮らす分には、文字言葉は別段必要ないですし。ああ人生極彩色ですわ。

あ、昨日、８ヶ月ぶりに髪を切りました。ロングから20cmくらい短くなりました。