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日本画と手仕事と暮らしの覚え書き
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古い文具、ウチにはいっぱい。色鉛筆やパステルの類も50年、新しいのでも20〜30年経っています。けれど、フランスやドイツの製品は優秀で、未だに美しく使用できます。なのにこの間バ−ゲン処分品の中に、打ち捨てられたようなSTEAEDTLERの水彩色鉛筆(上のドイツ製品。フランスのより硬い感じが私は好き)を見つけ、半額だったしつい購入してしまいました。
この水彩色鉛筆の下の机(と言うか、板。スチールの脚を組んで載せている)だって、もとは表具屋が使っていたのを譲り受けたもので、聞けば百年もの。古くて分厚い板はいい。ウチに来る誰もが、欲しい欲しいとねだっていきます。

スケッチ鉛筆を入れているセルロイドの筆箱も、たぶん60年選手。中の鉛筆だって、30年前のが混じっています。
和綴じの帳面が数冊。少なくとも百年モノ。何も書いて無いけれど、もうこうなると、私などが何か書くのは気が引けます。
和紙と墨。もうこれはわざわざ「寝かせる」もの。

でだ。30年近く昔のシェーファーのボールペン。もう一度使おうと開けてみたら中身に替え芯が無い。なので替え芯を求めようとしたら、ネット上でも何を買って良いかわかりません(子供の時のように丸善が傍だったらなあ)。ったくUSAもんっつーのは、ころころ仕様が変わる癖に、古いことを聞こうとしても誰も知らぬ存ぜぬですよ。一方で、ネット上の日本の文具店は、私のおバカな質問にも我慢強く答えてくれます。だからそのうちわかるでしょ。

そう言えば、昨日未明の地震の夢、あれは夢でなくてホントだったんですね。ベッドの中で「あああ、揺れる〜」と犬や猫の名前を呼んでおりました。
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無題
古い文具が古い机の引き出しの古いセルロイドの筆箱にはいっている光景って、なんだか映画の一場面みたいですね。
長女は子供の頃、Lyraの太い色鉛筆が大好きで、特にピンク色はお気に入りだったので、長さが1センチになるまで使いました。こうなるともう、捨てるに捨てられない(笑)
ワイン 2007/10/03(Wed)17:50:41 EDIT
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