にこじい？

NIKOはもうお爺さん？にこじい？

今朝、NIKO犬の「８種混合ワクチン接種」に獣医へ行きました。来月からのフィラリアの薬の為の体重測定や、耳、歯、検便などの健康診断もしてもらいました。「白内障の徴候が有りますね。それに歯は綺麗ですが、磨耗状態から見ても、そろそろ老齢…」
ええ！?

ああ…、そう言えば、拾ってすぐに保健所傍の獣医にかかった時、「この歯の状態からすると、年齢は５、６才、もしかすると８才くらいかも」と言われたのです。ただし、以前の飼い主の飼養管理が非常に悪い（捨てるくらいだもの）と推察され、結果、犬の栄養状態も健康状態も訓練状態も見てくれも、まあ何もかも全て劣悪だったから、そのために老けて見えることも有ると言われました。その言葉の方に、私はすがりついてしまっていたのです。

でも、あの獣医師の目は間違っていなかったのですね。あれから２年、NIKOの現在の年齢は若くても８才、ことによると、もう10才を越えている（人間の60才くらい）かも知れないということでした。私より年上だったの？NIKOちゃん。それならもう食事も散歩も寝床も年齢に合わせて考慮しなくては。
それよりオジサンになってから、よくもまあ、こんなにいろんなことを覚え、いろんなことができるようになりましたね。若犬ならともかく、頑張ってたのね、NIKOちゃん。

白内障の手術はおそらくできないでしょう。大都会で数件施術する獣医はある（地方ではゼロだそうで）ものの、費用は手術代だけで数十万円、リハビリや入院を含めれば100万円はかかるでしょう。全身麻酔や術後の療養に耐えられるかどうかも問題です。おそらくこのまま目の不自由な老犬として、余生を送らせることになるでしょう。せいぜい大事にしてやります。

さて、犬の年齢。人間に置き換えれば、生後６ヶ月で９歳、１年でほぼ１７歳、１年６ヶ月で２０歳、６年で４０歳、１１年で６０歳、１６年では８０歳と言うことです。だから前の愛犬ラブラドールレトリーバーの時に、警察犬訓練所の人が「３ヶ月の預託訓練に出すのは生後６ヶ月がいい」と言うのは正しかったのでしょう。