眼科に行く

午前中から眼科に行きました。飛蚊症の症状があるからです。かかりつけの眼科医には以前から「あなたは左眼が要注意」と言われています。たしかにちょっと疲れると、左眼は白眼が血眼になっちゃいます。今回の症状も左眼。

眼底検査の結果もシロで網膜剥離の心配も無く、症状は生理的なもの、まあ要するに「老化」なのです。だから治療法も有りません。やれやれ、左視界にポヨヨンと浮かぶ、小さな黒いまあるい輪ッかとオトモダチになるしかないようね。これ以上お仲間を連れて来ないように頼みますよ。まだまだ私は絵の制作をして行きたいもの。

問題は検査で使った「瞳孔を開く薬」です。ええとセンセイ、私はこれから10数キロ運転して帰らなきゃいかんのですけど。それにサングラス忘れて来ちゃったんですけど。などと言おうとした時は既に遅く、あっと言う間に薬は効き始め、もはや戸外は眩し過ぎて！！ああ、左眼が開けられません。仕方なくしばらく休み、その後眼帯をして、そろりそろろと（嘘つけ）運転して帰りました。帰宅したらもう午後２時でした。

どうせなら、皮膚にペタリとはる遮光眼帯（アイパッチ／弱視の矯正などでも使う）の方が良かったな。なぜなら眼帯のヒモはまことにうっとうしい。瞳孔は半日くらいで元に戻るそうです。

さむさむ

塾の仕事の帰り道にできたばかりのタイヤショップが有ります。昨夜通りかかると、もう夜も９時半と言うのに、そこだけ真昼のごとく煌々と灯りがつき、それはそれはたくさんの車が群がっていました。この早い降雪に、慌ててタイヤ交換をしに来たのです。

田舎は夜も８時を過ぎると、24時間営業の西友やコンビニのある場所ですら人気が消えて閑散とします。だから暗くなってから人や車で混雑しているのは、とても珍しいのです。タイヤショップでは、小雪が舞う中を店員たちが忙しそうに走り飛び、まさに踊るように作業をしていました。

さあ、私も夕方から仕事です。今日は一日中氷が融けませんでした。早くも終日零度前後ということですね。昨夜は今シーズン初めて湯たんぽを入れて休みました。ぬくぬく気持ちよかった。灯油の消費の多くなる冬、一時期より価格が安くなってほっとしています。皆様どうぞ暖かくなさってくださいね。

飛蚊症かい

どうやら飛蚊症。左目の視界に、黒い小さな糸屑がひとつふたつ浮かんだまま、２日が経過しました。老化に因る生理的飛蚊症と思われますが、そうでない場合は網膜剥離の大事になります。明日にでも眼科に行くつもり。

今夜は「レッド・クリフ」を観に行く予定です。三国志は読むとなると何冊も有ります。時間が無いし眼は疲れるしでヘタレの私はとても読む勇気が起きない。しかし中身には若い頃から興味津々でしたから、映画はいい機会です。もし眼の病気等が有れば、なかなか映画とは行かなくなるかもしれませんしね。機龍の転職も叶ったし、今夜は私が奢ろうかと。

…で、さっきレイトショーを観て帰宅しました。こちらは夕方から雪まじり。帰路で村に入る頃には一面白くなっていました。今は夜空はキインと冷たく晴れています。
ああ明日がタイヤ交換だったのに、一日出遅れました。ではではおやすみなさい。

車庫を掃除する

もう冬。地元出身の車の営業さんが「今年は雪が早いと思う」と言うのです。よって明後日、早々にタイヤ交換（定期点検と先日の修理も込みで）をしてもらう予定です。春から軒下に停めていた機龍のバイクも、冬期は必ずや車庫に納めねばなりません。でないと、屋根から落ちた雪や撥ねた氷塊で傷ができること。

車庫の整理なんかするの、数年ぶりです。不要品がけっこう有りますよ。掃き清め、粗大ゴミや資源ゴミに分け、方々に散らばっていた園芸用品やDIYの道具類をまとめました。ずいぶんすっきりして、バイクを置くスペースが確保できました。

風邪などで塾を休む生徒続出。お大事にね。ああ私の来月の収入は普段の７割以下かも。

心を支えるもの

第60回の正倉院展の番組録画（NHKの日曜美術館）を見ました。敗戦直後の昭和21年、第１回正倉院展で、正倉院御物が初公開された時の映像も有りました。焼跡で何もかもが困難な中、大勢の人が押し寄せたとか。

惨めな灰色の世界で、美しいものがどれほど多くの人の心を支えた事でしょう。明日を生きようと思わせたでしょう。腹さえ満たせば済むものじゃあない。食べるものも無い中、市井の人々が何時間も列を作って1500年の美を見ようとした。それは其の証明でしょう。

今また日本中不景気で、多くが暮らしに汲々としています。世情も殺伐、一円でも分捕れるなら取ってやると言う手合いばかりですか。
背に腹は替えられないのは解る。私もローン抱えてますしね。でもでも、誇りは何処。こんな時勢だからこそ、気概を美意識を持ちたいじゃあないですか。件の２兆円は、何かまとまって人の心を支える物事に使えないのかしらね。例えば海外流出した日本の美術品をひとつでも買い戻すなんて、誰も思わないのかしら。ばらまかれるお金を持ち寄って。