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日本画と手仕事と暮らしの覚え書き
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夕方には雪になりました。散歩から戻った私とNIKO犬は、玄関の鏡で見たら粉砂糖をまぶしたよう。外出中の護摩猫の名を呼びつつ帰ったので、彼女も玄関に飛び込んできました。

大海人皇子(正しくは、おおしあまのみこ)が危機を察知し、兄の天智天皇の元から吉野に逃れたのは、671年の今日のような冬の日でした。天智天皇は大海人皇子と以前から確執が有り、息子の大友皇子を次期天皇にしたかったのです。

奈良の山中、雪は降っていたでしょうか。額田王らを連れての逃避行、さぞ心細く凍えたでしょうね。

翌672年、あの古代最大の内乱「壬申の乱」が勃発します。この大活劇は幾つかの小説や漫画にもなり、古代史のここだけは好きと言う人もいるでしょう。日本の古代信仰と呪術に習合した陰陽五行思想が、政治に反映していく時代、白鳳時代はとても面白いのです。と言うか、前にも書いたかもしれませんが、何故か私にはたいへんに「懐かしい」時代でもあります。

今日も私は、そのあたりの本やらひっくり返していて、ちんぷんかんぷんなりにもああ楽しい1日でした。日本書紀の終わりの辺りはきちんと読み込まないといけませんね。
そして夕方と夜は制作です。傍らでストーブがあかあか燃えて、犬も猫も私にもたれて眠りこけてくれる。こういう日こそ幸せですわ。
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茜の実
>古代史のここだけは好きと言う人もいるでしょう。
そう、私がそうです。逃避行の道「暗峠」を歩いたり、吉野の川べりで昔を忍んだり。
こちらも今日は朝から雪です。
Yama 2007/12/05(Wed)14:18:24 EDIT
茜の実その2
うっかり押してしまってコメントが飛んじゃった!
茜の実が黒く熟してきました。
Yama 2007/12/05(Wed)14:21:02 EDIT
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