数字

七五三、晴れの昨日のお出かけだと良かったでしょうね。今日は冷たい霧と雨で、まるで冬の日でした。

七五三の数は古来からの陰陽五行説に従っており、奇数を吉数と考える（例えば奇数の石を並べると中心ができるから）ものです。石と言えば、竜安寺の石庭。七五三の数字と同じで石庭は「七五三の石組」の配置だと言われます。つまり石は東から「７（５・２）、５（３・２）、３」の組み合わせで並べられているのです（でもなかなか全部の石を見られる位置が判らないんですよね、あそこ）。

昔の人が今の人よりモノを知らないなど思う人は、まさかあるまい。私など明治以前の人たちが、意外に「意味の無いこと無用なことをしていない」のに驚きます。中東よりこちらの大陸の人も日本人も、大自然に順応し、易や五行の法則でそれらを理論付け整頓し秩序をもって、祭りや行事を行ってきたためだと思います。

ところで私の車や携帯の数字は、ユダヤでもアジアでも良い数字を用いてあります。これは個人的にも生涯に渡って縁の有る数字のようです。でも大阪の人から見るとヤな組み合わせかな、たぶん（笑）。