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日本画と手仕事と暮らしの覚え書き
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イヤリングが、もうかれこれ15年は使っていなかった、茶色の薔薇のイヤリングがテーブルに置いたままです。どうしてこんなに長い間使わなかったのかしら?今は何だかまだまだ見ていたくって、ペン立ての隣に出したまま。昨日、久々の外食に出る際、ふと思い立って身に付けました。Tシャツの茶色の花模様に合わせたのです。購入してから30年近い、もう古臭いもの。樹脂製で、ブランドでも高価でもない。でもお気に入り。

身に付けるお気に入りは、まず真珠、ルビー。翡翠、珊瑚、鼈甲や琥珀にガラスと水晶、淡い色の貴石のローズクォーツ、トパーズ、アメジストなど。夏によく使っていた象牙、ああ、これはもう新品は永遠に出回ることがないのですね。茶道具の古美術商だったウチには、まだ象牙が2本ばかり転がっています。これ、茶入れの蓋に加工するはずだったもの。どうすべえ。
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日曜の夜から機龍が来ていて、安堵するものがあり、ささくれひしゃげ薄っぺらくなっていた私の気持ちに、ふわっと厚みができました。愛猫の居ない寂しさを分かち合ってくれることを、私は感謝しました。

月曜はほんのり薄曇り。月曜は二人並んで快い微風の中、日がな読書をしたり庭を眺めたり。機龍は「ニッケル・アンド・ダイムド」を読了、私もあれこれ読み散らかし。

ああ、先週から月曜にかけて雨が降らなくて良かった。この時期、地元の学校では登山の行事があるのです。それもそこらの低山じゃあなくて、3,000m級の山です。この程度のハーケンなどが不要な、足だけの登山は、長野県では登山の内に入らない感覚です。「もう中学生ならアタリマエ」らしい。月曜も地元の中学生が、たぶん100人単位で八ヶ岳などを1泊2日で縦走したはずです。
私が自分の足で登った一番高い山は、小学生の時の立山の、たぶん主峰の雄山(3,003m)でした。もっとも室堂(2,450m)までバスでしたから、これも登山とは言えないか。私は山は見るものだと思っているし、成人した女性が山に入ることには賛成しないので、今後も入ることはないでしょう。

火曜日は雨。昼ご飯ついでに近隣にドライブに出ました。機龍にとろろそばをおごってもらい、リゾナーレ小淵沢の小洒落たブックストアで粋な本の数々を冷やかし、大滝神社まで走って参拝して帰って来ました。
やれよかった。今日は薄曇り。気温も低めで歩きやすい。このように週末にはやはり天気はもってほしいものです。観光客の中には図々しく煩わしい人も居るけれど、せっかくの旅ですもの、美しい自然の景色の一つも見られなければ、わざわざ山の中に来た意味がない。

最近は、山に来ても林に一歩も入ることなく、遊興施設やホテルや温泉街だけで帰っていく家族連れが多いです。子供連れの旅は、その子供が「旅をするとはどういうことか」を学ぶ機会です。だからもっとよく考えてほしいですね。

でも現実は、親の方が羽目をはずしたい遊びたい飲み食いし散らかしたい。そのために子供を口実に使っているのですね。そうでなければ家族キャンプの最中に、どうして父親がビールなんか飲んだりするのでしょう?
(何時車で緊急避難!となるかわかりませんよ?)
(昔は春から秋の子育ての時期は肉食や狩猟は禁忌でした。)
(だから今時の戸外の焼肉は、その臭いと食べ残しとゴミと共に禁忌の穢れをまき散らす気がします。)
(あ、私は肉は大好きですよ)。
どの家族連れも、都会の外出時と同じように喧しく振る舞い、食べ物は残し放題、ゴミも捨て放題。禁止の場所で花火をバンバン!バーベキューの煙がもモクモク、です。マナ−違反も目に余るなら、田舎者メと上からの目線でモノを言う親も多い。子供が見ている目の前で。

他所の土地を旅する間くらいは、土地の信仰を尊重しようとか、土地の人の生き方を邪魔しないでおこうとか、他の生き物の為に静粛にしようとか、山中(その土地の聖域)では飲食を慎もうとか、どれひとつとして思いもしないのです。
慎まねば、風の音も鳥の声も聞こえてこないでしょう。
道が埃と泥と石ころだらけなこと、暑過ぎたり寒過ぎたりすること、虱やダニまみれのケモノが居ること、虫や蜘蛛が居ること、蛇やヒルが居ることの意味を、少しでも理解しようとか、まして感謝などどこにも有りません。蚊だって役割が有ると、一度くらい考えてはみないのでしょうか。それなのに殺虫剤を播きながら(腕時計風のアレ)歩く親子が居ました。母親は香料ふんぷんの化粧で、虫が寄ってこないはずはありません。何をしに来たのでしょう?(モスキートネットを被りなさい)

このような人間を、こんな私ですらどうしてもまともとは思えないのですよ。と、ああ、偉そうなことを書いてしまった。
晴れたり曇ったり。どこかひんやりした一日でした。私は午前中は大物の洗濯と家中の拭き掃除でした。だいたい金曜か土曜の仕事にしています。午後は、仕事先のHPの更新作業。半分もできませんでした。明日続きをします。

何ごともテキパキなんていたしません。勉強以外のことは何もかもたらんたらんとやるのです。今年は隣家が塗装をし直して、私にとって苦手な有機溶剤や防虫剤防腐剤の臭いが流れ込んで来ます。それで余計に身体がだるいのです。数年前なら発作で死んでいたかも。今は普通の生活ができるまでに回復して良かった…とは言えど、本当は油断してはいけない。証拠にだんだんに咳が酷いのです。今度の限界はいつだろう。発作が起きて息を詰まらせた自分を、頭の隅でひんやりと想像します。
馬鹿だわ、私。

だるいものはしかたがない。悪化はしても良くなることなんか、もう無い。こんなこと、病気でない他の人たちには理解してはもらえない。医者だって、わかってはくれなかった。支援団体?の人々も私達を利用しているだけに思えました。結局は誰もが自分の考えや療法を押し付けるばかりだったもの。

そして、金太朗の姿や声をつい探す。金ちゃんがいなくて、私はやっぱり悲しくて寂しいのでした。しくしく。



風は無かったけれど、恐ろしい程の雨でした。気圧の変化は山は物凄く顕著で、あ、大気が帯電した!とか、何だか体中の細胞が右向け右!した?とか、時々妙な何とも言えない感触の時があります。時に雷が生き物のように縦横無尽に駆け回り、空も山も地もギェ〜ウォ〜ンと咆哮します。昔の人はこれを巨大な龍がどうかしたと思ったかしら。怖かったでしょうね…。

ようやく晴れて、私は英語教室の帰り、金太朗のお墓参りに行きました。あまりの雨量にどうかなってはしないか、それが心配でしたが大丈夫でした。
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