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日本画と手仕事と暮らしの覚え書き
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ただいま午後7時。4時過ぎから雲行きがあやしくなり始め、激しい雨風に加え、真上に巨大な龍、雷龍です。

NIKO犬の聞き分けには感謝しているところです。夕方の散歩が、驟雨と落雷で危険でできないことを伝えると、うんわかったと、庭先で一度に全部済ませてくれました。もし散歩に出ていたら確実に雷に打たれていたと思います。目の前の山や林にドスンガシンと落ち続けていますもの。何度か瞬間の停電に見舞われています。まもなく、PCはじめ、電化製品をコンセントから抜きます。では皆様も気をつけて!!
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今日は朝6時から25℃を超えて暑くなりました。雲一つない。例年なら朝方など15℃を超えることはないのだから、まったく異常です。午後になるとさらに暑さを増し、戸外は史上最高の31℃となりました。

これまでは、お盆の花火大会が終わると、山はすう〜と秋の気配が漂ったのにどうしたことでしょう。そんなことを口々に話していると、夕方近くになって、東の八ヶ岳方面から雷鳴が轟き、西南方面からは黒い雲がもくもくと湧いて、空を被い始めました。

結局待望の夕立は有りませんでした。雨雲は去ってしまいました(先月など「もう雨なんかイラン!」と言った同じ口で何を言うか。勝手です人間は)。けれども夕方6時半頃からは、山はひんやりした風が通るようになっています。ああ!生きた心地がします。ありがたや〜季節のお約束は守られた?ようです。

犬の散歩もずいぶん楽でした。帰り道の西に開けた、大きな大きな空には、今日の最後の輝きを受けて、それはさまざまな種類の雲が現れていました。一番高い6,000m付近と思われる所から下へ順に、美しい巻雲(すじ雲)、巻積雲(うろこ雲、鰯雲)、積乱雲、山と同じくらいの2〜3,000mの高さには積雲(綿雲)や、大きな傘を伏せたような笠雲、漂うくらげ雲。
あまりの暑さに、少々具合が悪かったです。食欲は大丈夫ですが、水を飲もうとしても余り飲めず、勉強するほかは、ひたすら下絵をいじっていました。
諏訪湖の花火大会だったらしい。どうんどうん、山の家にも微かに音が聞こえたような。地元の有線テレビが実況中継していました。諏訪湖に映る花火もいい感じでした。それにしても、司会のアナウンサー?が毎度まるで下手。

今勉強しなおしている本は「神々の誕生〜易・五行と日本の神々」。再読で、吉野裕子氏の著作です。彼女は1916年生まれの現役学者。元は専業主婦でありながら、50代になってから学究を開始。やがて陰陽五行の思想をもって、日本の祭祀神事習俗の謎を解き、博士号を取ります(既存の学閥に居ては、けしてなし得なかった偉業と私は思っています)。

この吉野民俗学によれば、日本の神話祭祀神事習俗のもろもろは、古代原始信仰(蛇神)をもとに、大陸からの易・五行の思想で再構築されたもの。昔日に、古典文学を学んで疑問だったことなどが、今、彼女のおかげでようやく理解できているのです。
何をどう表現するにも、根源を知っておいて困ることはありません。よって、ここは必ず確実に押さえておかねばならない重点であり、今の自分を考える基礎のひとつと思うからです。
吉野裕子全集、刊行が始まっている…欲しいな読みたいな、買えるかな。

ああ、この頃また足の具合が…何にしても体力と筋力をつけたい。50代なんて、まだまだ〜でしょ。
やれやれ、もう仕事を減らしたいと思っていたら、逆に増やされてしまいました。一時間早く来れないか、ですって。新人の面接はたくさんしているのに、ボスの好き嫌いがひどくて決まらない&逆にヒステリー(アル中のキレ方)とカルト狂い(子供達の前に其処の資料とかグッズとか、これ見よがしに置くのはイカンって)を見すかされて、やっと新人が入ったと思うと、即逃げられてるような。そうなの、私もソコが、ねえ。う〜ん、仕事はいいのですが、もうここ、辞めたいなあ…。

外車と国産高級車のショー会場の別荘地。早く夏休みが終わって、この人出が引きますように。毎年そう思います。躾の悪いガキと老人と犬には閉口です。夜になってもまだ煩い臭い。花火と焼肉パーティの騒音と硝煙と喚き声で、せっかくの夜の静けさは踏みにじられ、夜露の香りも消し飛んでしまう。
空気は汚れ、吸い殻とゴミと汚物だらけ。観光客はどうして誰も彼も、喧しくしないと居られないんでしょうね。散らかさないと居られないんでしょうね。夏になる度、私は人間嫌いになっていきます。

…と、
言うな、言うな、私よ。咲きかけた萩の花が笑っている。コオニユリも笑っている。
別荘地の一角には一応グラウンドやテニスコートが有ります。夏休みには、時折少年サッカーの合宿が行われています。まあまあマナーも良くて安心していました。

ところが今回は、グラウンド近辺の別荘の人々には、もう大変辛い一日になってしまいました。昨日から少年野球チームの合宿が始まって、これが非道いのです。まずビール腹のベランメエ監督が、こともあろうに拡声器で怒鳴る罵る。せせらぎの音も鳥の声も虫の音もあったものではない。
しかもここでは書けないような、耳を塞ぎたくなるような下品な言葉です。監督は、いかにも自分の立場や権限に陶酔しきっている風情の、勘違いオヤジ。少年達へのシゴキの様子は、私から言えばただの暴力と虐待ですね。付き添いの母親連中も、私にとっては理解の外。下町の少年野球を取り巻く大人たちが、あのように下品で身勝手だとは知りませんでした。少年野球が廃れるはずです。

そもそも別荘には喧しい野球は似合いません。かなり離れた私の家にも聞こえる程の騒音ですもの。せいぜいテニスかゴルフでしょう。
昨日は方々から苦情も有った様です。ただしあのスター気取りの監督や親たちには、それらの言葉は理解の外でしょう。
今日はどうなるかしら。改めてほしいですね。
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