伏せ目の下

世間はクリスマスですから、これを書くのを許してもらいましょう。
誰でも一度や二度はおぞましい相手と出会ったりします。すれちがうだけならいいのですが、場合によっては人の仮面を被った妖怪連中と向き合わなければなりません。

美しい聖らなものの反対を「おぞましいもの」と言うなら、得てしてそう言う妖怪は、時に美し気な仕事をし、温温した言葉を吐き、聖職と言われる立場にあったりするから、気がつきにくい。本人だって、自分がおぞましいものに乗っ取られているとは思いもすまい。それを言えばまことに気の毒なのですが。

私の身近にもそれが居ます。ですから伏せ目の下、私はそれにたいして心の眼を離さず、ピッと注視しています。まずはそれが子供や若者を襲わないよう、見張るためです。
そう言うものに出会うこと自体、私の資質に問題があるのでしょう。またはそう言うものをよく見て、学べ、いざとなれば戦えと教えられているのかもしれません。

『ドウシテワカッタ…』。いいえ、私でなくたって、オマエのことなど、どちらさまにも見えていますよ。何かにすがったり修行させられたりお金を払ったりしなくたって、誰でも判ります。けして慌てず、目を閉じ姿勢を正し、ふっと落ち着けば、それは必ず見える判ると思うのです。

イナオル

とほほ、予算が立てられそうな月末までぐずぐずしていたら、欲しかった２冊の本を逃してしまいました。「鹿男あをによし」と、「吉野裕子全集第10巻」です。前者などドラマ化決定で、急に無くなったみたい。再版あるのかしら。
後者は１、２ヶ月待ちとか。こちらはまだ第２巻が読了できていないからまあいい。「大嘗祭」が難しくて、手を焼いているのです。

まだ分を知るほどは、たいしたこともしていないのです。ただもうこれは自分向きでない、できない、と判ることがあります。それが、結局人に手間や迷惑をかけることなのが悲しいけれど、諦めて居直ってしまったので、何だかさっぱりした気持ちであもあります。

とまあ、世間ではイブ。私にとっては、１ヶ月と１年の締めの時期。客への挨拶やら請求やら、月末月初の支払いの算段もあって頭がイタイ。ああ大事な時間があっという間に費やされてしまいます。せめて年賀状やカードからは解放されたいです（断固として、貰っても返事を１枚も書かない決意）。こういうことは苦手で嫌いなの。
不義理無礼と思われるならそれで結構。イナオリますよ。年々したくないことはしないようにするのです。

感謝です

３cmばかり積もっていたのが明け方にはボタン雪になり、小雨になったかと思うとすぐに止んで、それは大変な濃霧になりました。

夜になって雨雪が凍ると、もう取れなくなって困るので、朝から車庫前やら雪掻きです。その後買い物に出かけましたら、まあ何処も大変な人出。クリスマスケーキやらチキンやら商品が山積みでした。

クリスマスは、信者でもない企業や人々には、一稼ぎのチャンス、一騒ぎのチャンスと、ただ欲望を満たすだけの日のような気がします。でもまあ楽しんで下さい。ただ楽しければ良いのではなくて、生きていることに感謝できて良かった、と思えればいいですね。
今年も私は、仕事も人間関係も制作も家計も勉強も、もう何もかもひどく失敗だらけでした。それでも命の有る間はいくらかでも再挑戦ができる。それは私も感謝したいと思います。

ソレは

いつ昼間だったのかわからないような、暗い暗い日でした。夕方から雪が本格的に降り始めています。とても冷えます。脚元も悪いので、女丈夫の護摩猫も早めの帰宅。

灯油高騰で、我家の暖房をケチりたいところ。ですが、その前に健康をケチってしまうことになりそう。試しに夜間の暖房（石油ストーブ１つ）を止めたら、猫も犬も寒さに寝ておられないのか騒ぎ出すし、私も咳と頭痛で参ってしまったので、もうしません。ああ、体力や経済力に余裕のない者には、まことに恐ろしい冬です（きれいだけど）。

ネットのニュースを見ていたら、「ゴジラへの対処、研究していた＝自衛隊出動、武器使用も可能−防衛省」と有りました。暴れるゴジラに対しては「有害鳥獣駆除」の目的で出動となるとか。
昨今話題？のＵＦＯはどうなるんでしょうね。
私は、「もしあれがそうなら」と言う、静止しているソレを冬の夜空に見たことが有ります。そこにはそんな明るく大きな星は無い場所〜北東上空でした。冷えた空気が澄んで星が瞬かない夜に、ソレは四角く微動しているように見えました。その時、私にはソレが、西に向かって何か観察しているように思えました。それでふと西の夜空を見て吃驚仰天！それまで私が一度も見たことのない朱赤、まさに血の色の月が低くかかっていたのです。
10年くらい前のことです。思い出すと、今でも不思議な気分になります…。

氷柱のカーテン

午前１０時頃の小川の様子。今日はもう殆ど雪は無いのですが、小さな橋の下は、流れの飛沫が氷柱になってカーテンのようです。
終日零下。毛糸の帽子が役に立たないくらい、戸外は冷えきっています。普段の散歩道は、もう何処も凍ってしまいました。雪雲が拡がって、今にも降り出しそう。明日は雪の予想です。もっともっと冷えるでしょう。

分厚い帽子を編んだ方がいいかしら。

金曜日は月曜からの疲れがピークで、結局は家事をのろのろこなすだけで精一杯。でももう、それでいいのだーと思うことにしています。家事もしない専業主婦が結構居るような昨今だから、私が１日くらいダラーンとしたっていい。ウチじゃ困るのは私だけですしね。
〜などと言って、ぢつわ、レポートが２つ残ってマス（泣）。ひえ、今夜も遅くなるな。