ぜいたく三昧

慌ただしく諏訪の方々を行き来した１日が終わりました。朝方は大雨、出かける頃には濃霧、昼には陽光があふれて、久しぶりに暖かいのでした。

車を走らせながら、ああ何度私は、感歎の声を上げたことでしょう！
八ヶ岳や周辺の山々は新たに冠雪し、続く山裾は雨に洗われ、新緑が神々しい。谷からは真白な雲が湧きあがり、雪解け水豊かな河川はきらきら輝き、その流れ込む先の湖の、清々しい青ときたら。野鳥達は高らかに鳴き交わし、湖畔には花梨が満開です。

今月は火災保険、車検、車の税金と保険、ローン、加えて犬のワクチンと狂犬病注射やフィラリアの薬、登録などの費用と、まあ貧乏を後押ししてくれる出費ばかり。
でも、少し目をあげれば、また足元を見れば、ああとても贅沢な私なのね。耳も目も鼻も、贅沢ざんまい。

山積

あや、もう０時廻って13日になってしまいました。昨日12日は機龍の誕生日でした。でも夕方から彼は東京へ。

今週は用事山積。今日はこれから寝て、起きたらNIKO犬の散歩もそこそこに、獣医へ。健康診断とフィラリアの薬半年分を頂戴しに行くのです。混合ワクチンも含めたら、何万円かかることやら（注／混合ワクチンは狂犬病予防接種から１週間あけねばならないとのことで、来週金曜日以降に再度来院することになりました。はあ）。金融機関への振込にも行かなくちゃ。昼には帰って来る機龍を迎えにも行かねばなりません。PCのセットアップやら電話の問合せやら。夜はHPの仕事の準備がしたいけど無理かな。これらの隙間に掃除洗濯３食の用意と片付けが有るんだなー。

でもこういうのがシヤワセと言うものなんだろうな。何とか身辺が平和で何とか健康だからできること。

犬猫のも人間サマのも、いずれも病院にはできるだけ一番最初に並びたい。けれど、世の中にはヒマな人がたんと居るのか、開院２時間も前から並ばれちゃったりして、結局私なんかたちうちできないわね。
開院30分前に並んでも、悪くすれば待合室にも入れずに１時間も２時間も周辺をうろつくことに。どうせなので、外で待っている間にPCパーツの件で、方々発注やら問合せやらもしなくては。

明日の予定。午前中仕事で、顧客と打合せ。午後は車のディーラーで支払いやらいろいろ。夜は塾の仕事。
木曜日は英語サークルとHPと塾の仕事。
金曜日は近所で畜犬登録と狂犬病予防接種の予定。

うんと寒いのでこのところ終日暖房。朝方は３℃くらいしかありません。何とか降霜がありませんように。皆様もお風邪に気を付けて。

さてさて

旧いMacG3、それも初期の10年近く昔のもの。故障の少ないMac故に、これも今も完全に動きます。処分しようかと思いつつも、クラシックなMacをあれこれ利用している人たちの話を伺うに、自分も何かできないかと思ったりします。まだ処分は早いとも言われて、今少し置いておくことにしました。

ただ以前に残念な事情があり、結果ディスプレイと本体を繋ぐVGAケーブルが手元から失せたままです。そのせいもあって、これまで旧いMacG3を仕舞い込んでいたのですが、今回はケーブルを新たにもとめようと思います。

カッコウが来ていない（霜が降りない目安となる）から、油断できないと思っていましたが、案の上、明日から寒くなるそうで。でも私ったらもう今日からまた石油ストーブの世話になってしまいました。あらかた桜も散ったのに、ね。

さあさあ

５月にしては暑すぎる諏訪です。今日は私は終日、習い事や仕事や買い出しで忙しい予定でしたけれど、機龍の休みとて久しぶりに二人で昼を外食しました。

時折利用するマーケットの傍らに、築百年の旧い農家を改造した、カフェ・バーと言うか、ピッツアとパスタの店が有るのです。名前は梅蔵。料理は700円台からの良心的な価格なのに、なかなか味が良い。田舎では出色でしょう。ランチは770円で飲み物付き。雰囲気もさばけて（今どきはカジュアルとでも言うかしら）良い。さすがにいつも混んでいます。庭先には春の花々が咲き乱れ、テーブルの空きを待つ間、あちらの花の名前を考えたりこちらの毛虫を覗いたり、ちょっと一息つけました。

さあ、金欠と疲労と故障をどうやって乗り越え癒していくか。頑張る方向は間違っていないか。

山吹

山吹の花が咲き始めました。私が名古屋の山吹小学校に上がったのは、ああ45年も昔になっちゃったのね。まあそれにしても、今年は揃って花の咲き初めが早い。花を見るのは楽しい。嬉しい。けれど、温暖化だ異常気象だと言うから不安でもあるのです。

午後は人に「金箔の貼り方」を教えました。相手は初心者ですからもちろん純金箔ではなく、俗に言う「まがい金」を利用。まがい金は、すなわちただの金色の金属箔。商品名では「洋箔」と言われる銅87％、亜鉛13％のもので 、50枚で2000円前後と安価。大きさは店によって異なりほぼ127〜150mm四方。色は赤口または青口が有ります。私は京都の堀金で購います。

洋箔って、まあほんとにテラテラとした山吹色（めのうで磨いたら、きっとピカピカよ）。「純金箔（金94.4％、銀4.93％、銅0.66％、10枚で2000円前後）」に比べて色がこってり強くて丈夫な感じ…と言えば聞こえはいいが、要するに純金の繊細さと気品を求めるのは間違いで、ちょっと図々しい感じがします。 も少しお金を出して「三歩色（金75.53% 純銀24.46%）」という金箔にすれば。かなり落ち着きが出ます。
ただし純金箔は大きさも109mm四方と小さめで、厚みは0.3ミクロン以下、ほぼ0.1ミクロンと、これは洋箔の数分の一。そんなのを紙にペラリと１枚きり貼った程度では、紙がうっすら透けてしまいます。だから道具屋さんも私も箔は２重に張り込みます。

箔は10〜50枚の束になっています。金箔の１枚ごとに薄い紙が挟まれて、箔と紙で一組（この薄紙が今流行りの脂取り紙になったそうな）。この一組ずつをば使う分だけ箔の束からよりわけることを、「箔をあかす」と言います。
この箔あかしも難しいけれど、あかした金箔を上手く取り上げるのは慣れないと難しい。貼るのはさらに難しい。竹製の「箔はさみ」も慣れない人には使いにくい。

まあ練習あるのみ。ガンバッテクレ。