日本画と手仕事と暮らしの覚え書き
- もう言わない。
- (2009/09/01)
- だめだ
- (2009/08/13)
- 体調はまあまあ
- (2009/08/10)
- 日記引っ越しだけどここも継続
- (2009/07/31)
- こんなこと書いてたり
- (2009/07/29)
既に1週間以上、一度も絵筆をとることができていません。突発のレポートの仕事、犬猫の病気と通院、母の顧客の用事、さらに季節の変わり目で家事が増えたことが原因。修理の済んだ洗濯機の設置や検証作業(結局完全には直らなかった)にも、2度2時間超も付き合わされました(やあっと確保した計4時間が全て消えた。さすがにそれらの日はお風呂で泣いた。機龍は知るまい)。
ああそんな時に、かつての絵の仲間が、団体展の締切りが近づくにつれ、少なくとも1日15時間は描いているなど伝えてきます。それらを聞くと、自分の今の状況が情けなく、とても寂しくなります。
もっともそんなことができるのは、家族に自分以外の稼ぎ手が居る男ばかり。また、何か受賞するなり団体展で会員の身分でも確保するなど、少しでも芽の出ている人はいいのですが、40をとうに過ぎて無職同然の無名男は、とうに家族など顧みずまた顧みられなくなり、世間の冷たい眼にさらされて、針の筵で描いているのです。
一方、女は結婚したら結局お終いです。若い時にいっぱい受賞し活躍して才媛と言われても、夫の世話と育児と家事を何とか実家の協力で乗り越えても、肝心の40〜60代の画家の働き盛りを舅姑や夫の介護で消費疲弊して、いつのまにか消えてしまわれました。もとより日本画は費用と制作時間が莫大ですから、実家や夫に資産がないとなかなか続けられない。私のように生活費を外へ働きに行くようではもうダメなのです。
絵を描いて入選したり受賞するなんて、簡単。その時せいいっぱい頑張ればいいのだから。私でもいろいろ受賞できた。でも、制作活動を長く続けることは本当に難しい。自分や家族が健康を損なってもできないし、資産を失ってもできないし。
今日こそ明日こそと思っても、仕事の無い週末を制作に当てようとしても、自分のこと以外の雑用にも追われて、一度も腰を降ろさぬまま、もちろんパネルに触れることすらないままに、毎日気がつくと夕方4時。いやーん。
この日曜月曜は鬼になって、必ず制作時間と場所を確保します。誰に恨まれようと義理を欠こうと知ったことではないぞー。
ああそんな時に、かつての絵の仲間が、団体展の締切りが近づくにつれ、少なくとも1日15時間は描いているなど伝えてきます。それらを聞くと、自分の今の状況が情けなく、とても寂しくなります。
もっともそんなことができるのは、家族に自分以外の稼ぎ手が居る男ばかり。また、何か受賞するなり団体展で会員の身分でも確保するなど、少しでも芽の出ている人はいいのですが、40をとうに過ぎて無職同然の無名男は、とうに家族など顧みずまた顧みられなくなり、世間の冷たい眼にさらされて、針の筵で描いているのです。
一方、女は結婚したら結局お終いです。若い時にいっぱい受賞し活躍して才媛と言われても、夫の世話と育児と家事を何とか実家の協力で乗り越えても、肝心の40〜60代の画家の働き盛りを舅姑や夫の介護で消費疲弊して、いつのまにか消えてしまわれました。もとより日本画は費用と制作時間が莫大ですから、実家や夫に資産がないとなかなか続けられない。私のように生活費を外へ働きに行くようではもうダメなのです。
絵を描いて入選したり受賞するなんて、簡単。その時せいいっぱい頑張ればいいのだから。私でもいろいろ受賞できた。でも、制作活動を長く続けることは本当に難しい。自分や家族が健康を損なってもできないし、資産を失ってもできないし。
今日こそ明日こそと思っても、仕事の無い週末を制作に当てようとしても、自分のこと以外の雑用にも追われて、一度も腰を降ろさぬまま、もちろんパネルに触れることすらないままに、毎日気がつくと夕方4時。いやーん。
この日曜月曜は鬼になって、必ず制作時間と場所を確保します。誰に恨まれようと義理を欠こうと知ったことではないぞー。
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