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日本画と手仕事と暮らしの覚え書き
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今日も無為に過ぎようとする一日。先日届いた「蛇衆」を読もうかと手元に寄せるも、そこから手が動きません。だるくて。こんな自分が家事を一通りやっているのが驚きというか、ただ長年の倣い性だからできるのか。ま、それもよし。

「蛇衆」は、小説界の戦国時代ブームのトップのひとつ。こういう傭兵モノは何故か子供の頃からうんと惹かれます。異様に懐かしい感じで。もはや自分の味方ではないと思われる日差しや、自分や同僚の二つに折れた身体、土埃に汚れきった足〜私の懐かしい?記憶の場合、私は革のサンダルなんて履いてて…何処の戦争だ?〜まで、ありありと目に浮かびます。あ、これ、ただの独り言ですから。

ただし時代物でも、立身出世譚は嘘くさくて読めない。戦国時代ものが流行っていると言っても、昨今はそこは「はっきりしたことがわからないから都合がいーの」的な、ただの舞台として利用されているだけだし、登場人物の思考がまるで現代人で、あと「もっと勉強しろよ」な間違いが少なくなくて、若干がっかりします。娯楽としてアハアハ楽しめばいいんだけどね。
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無題
>登場人物の思考がまるで現代人で
NHKの大河ドラマですらそうですね。私もそれに違和感を感じたことが多々あります。時代考証は専門化が行っているのに、それでもドラマとして人気をだそうとするとどうしてもそうなってしまうのかもしれません。『篤姫
』のときも、きっと宮尾登美子さんならこんなことは言わせないだろうと思うような台詞がちらちらみられて、それで見る気がしなくなってしまったのを思い出しました。
ワイン 2009/04/08(Wed)20:18:49 EDIT
恥と慎み
>ワインさん
そうなんです。
特に思うのは、たぶん昔の人と今の人では「恥と慎み」の内容とか存在意義が違うんじゃないかと。あと、人物の動きも決断も、明治以前なら必ず「陰陽五行」の影響が色濃いはず。なので、それがまるで無視されてしまう(たぶん作者に知識がない)としらけちゃいます。
timako 2009/04/08(Wed)22:02:52 EDIT
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