のたのた３日間

この数日、携帯も見ず、PCも開くことなく過ごしました。メールチェックもせず、知らんぷり（今日見たらエライことに…^^;）。
すみません。

木曜日の深夜に機龍来訪。それで日曜の今朝までダラダラしていました。二人とも職場のことなどで、もう疲労どっぷりだったのです。

それでも翌金曜日には、NIKO犬連れでドライブに出かけました。いつもと違う景色には心が解放されます。
八ヶ岳の南裾を巡る鉢巻き道路を抜け、141号線を北上し佐久方面へ。天候はあやしくなり始めていましたが、道を辿るほどに現れる美しい紅葉に何度も歓声を上げました。紅葉は、陽光に輝く色も佳いですが、暗い空の背景も深々として、それはまた好ましいのです。

まず、これまで通り過ぎるだけだった臼田町を巡ることに。はじめに日本に２つしかない「五稜郭」へ（もうひとつは函館）。今は中は小学校になっています。辺りは自然が豊かで、家々も長閑で、良い感じでした。

次に新海三社（しんかいさんしゃ）神社へ。杉の巨木に囲まれた様は厳かですばらしかった。国の重要文化財の三重塔も、雨に濡れて神々しかった。三社と呼ばれるのは、佐久地方開拓の祖神の興波岐命を主神とし、その父神の健御名方命、事代主命の三神を奉るからです。
さて、神社に仏塔があるのは何故か。もとは寺も一緒だったのです。明治の神仏分離政策は間違いだと思いますね、毎度。

ここで雨が降り出したので、小諸行きを諦め帰路へ。麦草峠を越え蓼科を回る道です。まもなくこの峠は冬期閉鎖になるので、今年の越え納めです。霧と雨で、紅葉も煙っています。晴れていれば素晴らしい色彩が溢れていたことでしょう。

今年は小諸には雨で辿り着けませんでした。いつだったか、機龍と小諸を歩いて菊も鑑賞して甘味も食べて、ずいぶん楽しかったっけ。今朝のローカルニュースで、小諸の、懐古園馬場の菊花展の様子が出ていました。美しい菊がモニターからも香るようでした。

金曜の夜のメインはイクラと生サーモンの親子丼。先日この秋の新しい腹子が出ていたので一腹求め、ほぐして冷凍しておいたのです。たっぷり載せて味わいました。他にも和洋のお菜を並べ、白ワイン。

土曜日は土砂降りでした。台風だったのね。道理で気温が高かったはずです。終日録画を見て過ごしました。夜は漢方薬の薬草風呂をしたてて、のた〜としました。

今朝日曜の早いあずさで機龍は東京へ。駅への道はたいへんな濃霧でした。まるで雲の中でした。