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日本画と手仕事と暮らしの覚え書き
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むうっと気温が上がった午後、何時間もぶっ続けで、緊急の仕事をやり終えて、気が付けばもう夕暮れの7時。慌ててNIKO犬の散歩へ飛び出ました。

ああ、頑張りましたよ。いつだって頑張りますよ。でも、いつもやり終えた充実感などないのです。惨めさと喪失感ばかり。料金を安くしないと仕事はないしね。でもね、通帳の、あんまりささやかな入金を見ると、がっくりしてしまう。己の気持ちに目を伏せるのは勿論、体の不調を無視して仕事しても、結局私は経済的に自立できない。昔、仕事でババアとかバカとか辞めろとか言われたことを、また思い出してしまう(仕事の中身で言われたのではなく、中年女=ゴミ、だかららしい/若い女の子の方がいいのよね)。当時はもし反発したら仕事が無くなるから、ただ耐えたっけ。そのトラウマが今でも残り、落ち込むと自分を否定するような言葉が、もう消しても消しても浮かんできます。

悄気ていたところへ、知人から温かい言葉を頂戴しました。励ましてもらいました。さらに別の知人からお手製の布のブックカバー(ああ、一番好きな感じの手触りと柄ですよ)、そしてポロリともう一つ出て来たのが、私の好きなピグレットの、小さくて可愛い起き上がりこぼし〜プーさんの蜂蜜壷の形の〜です。

耳に蘇る温かい声。ころんころん、押しても突いても、何気なく起き上がって来る、起き上がりこぼし。布の優しい色。涙が溢れて来ます。
私も起きなきゃ!私にはまだたくさんやれることが有る。
ありがとう。ありがとう。心からありがとう。
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暑くなって、長い髪が汗の首に貼付くのがどうも。なので、昔風の、太幅の筒状のヘアバンドを利用中。首筋に風も通って、快適です。今緊急に入っている仕事が終わったら、また幾つか手縫いしてみよう。編んでもいいわ。ビ−ズをあしらってもいいし、古いブロ−チを付けたらどうかしら。あれこれ想像し、綺麗な色や柄を思うと、気分が浮き立つのです。

この春からは、研究書や資料調べ、制作をこつこつ積み重ねています。もう少し量と時間を増やしたい。さあ今週こそ!と意気込んでいると、突然に仕事が入ってしまいました。それがなんとまあ、徹夜を重ねても、締め切り日(48時間以内)までに納められる量では無く、しかも時間給に均せば400円くらいの仕事。泣きたいわ〜気持ちも体調もへろへろ。

与えられたのは画像で、あらゆる修正をかけなければ使えないシロモノ。仕方が無いので、締め切りは守れないことを相手に言って聞かせました。そしてこのような材料は、少なくとも期日の3週間前に持ち込めと…って、以前にも断わりを入れてあるんだけど。
ま、いいわ、どうせこの田舎、アタクシしか頼れるヒトは無いんですから。大きい態度で居ようっと。

それにしても連日就寝が2時とはイカンイカン。心臓がイタイ。右足もパンパン。朝も疲れて起き上がれない。起きがけの夢もアカン。今朝なんか近所?のオッサンが、1000万円寄越せ〜と電話して来た夢で、私は駐在さんに連絡しようとアセアセしてしまった!(苦笑)。
かと言って、先日来この界隈は道傍の一斉草刈りで、刈り払い機の爆音が轟いて昼寝どころではない。はあ、頑張るしかないか〜。
その国で唯一好きなのは伝統の意匠。亡父が好んだ、1930年代の上の階級の旗袍(チーパオ)、山丹錦、それら図柄紋様の意匠。
あとは神戸の中華街のあそことあそこ。思い出が有りますから。でも今はそれだけ。あとはいけませんね。私は買い物ではもう30年近く、中共のものをなるべく避けるようにしています。

ようやく晴れた午後一番、別荘界隈は黄色い喧噪が響き渡りました。うわ〜都会の幼稚園(男児ばかり)が、別荘地内でオリエンテーリングをやらかしたのです。あまりの喧しさに私は、おしゃべりに夢中の若い女たち(教諭?母親?)に声をかけました。聞けば無許可らしい。別荘地の其処此処の「関係者以外立ち入り禁止」の高札が読めないのでしょうか?「せめて静かに」とお願いしましたが、方々の敷地に勝手に打ち付けられ貼られた印刷物?は、回収されないまま。こんなことが毎年。

誰のものでもない自然は何処にも無い。まして自然が豊か=騒ぎ放題やり放題、ガキ放し飼いの考え。引率の大人連中がまず馬鹿ですね。自然の中に入る=謙虚に静粛にする、ですよ。まして幼児なんか大勢連れて来てはいけません。もうカブレる植物の茂る季節ですよ。何よりスズメバチの季節ですよ!
涼しいと言うより寒いような霧の一日。午後から一層濃くなりました。雨の降らない貴重な日は、方々で草刈り機の音がしていました。

昼前でした。近所の裕福な老夫婦が突然やって来て、「犬をもう何処かにやってしまえ」と言い出しました。相手は時々NIKO犬を見かけると可愛がってくれた人たちです。今日もNIKOは、彼らと判ると大喜びだったのですが。

私は最初は何を言われているのか判りませんでした。めったに会うことの無い人たちで、彼らの家の前を通ることも殆ど有りません。耳が遠い連中なので、こちらが何を正しても駄目。言いたいことだけ言って帰っていきましたが、実に腹立たしい。彼らに迷惑をかけた覚えもないし、何か頼んだこともない。一体全体、何の権利が有って私の家族にそんなことを言うのでしょう?

…、で、夕方になって訪ねて行き、老夫婦と同居の娘さんに真意をただしてみました。案の定、ボケが始まって、最近は夫婦とも方々でトラブルを起こしているとのことでした。恐縮している家族。これも気の毒です。私は改めて連絡先を聞き、老夫婦が徘徊していたら連絡すると伝えました。

それにしてもどうしてこんなこと。
彼らがNIKOに向かって「あんたもうどっかに行き!」と言った途端、NIKOの目から光が消えました。そして、すぅ〜と彼らから離れました。その後はもう二度と彼らを見ようとしませんでした。
家の中に戻ったNIKOは酷く落ち込みました。今も、とてもしょんぼりとしています。裏切られたと思ったのでしょう。ショックを受けています。私は「何処にもやらないからね!」と言い聞かせ、特別なおやつをやりましたが、それを食べてしまうと(食欲は別!^-^)、またがっくりとしています。

励まさなくては。

ねえ、犬は人の言葉が解るのよ。
お祝いの言葉をありがとうございます。ほんとうに嬉しいです。

今日は晴れました。長くて広い農道、うわ〜嬉しいと、窓を全開にして車を走らせました。農道の両脇には遥か向こうまで広い広い畑と田んぼ。あんなに雨ばかりだったのに、何時の間にか野菜たちがぐぐぅと大きくなっています。トウモロコシには薄緑の花序が伸び、クリーム色の花が咲き始め、ふるふる風に揺れています。白やピンクの花が愛らしいジャガイモ、赤や白の大きな花は豆の類い。
何より夏を思わせるのは、辺り一帯に立ち篭める、セロリの香り。車の窓から爽やかな香りがさあ〜と流れ込むと、つい微笑んでしまいます。青々した葉と、すっきり白い茎、セロリはなんて凛々しいのでしょう。地元では、見事に葉の茂った6、7本の束が150円くらい。一抱えでも350円くらいかな。特産品です。私は新鮮なセロリの葉のバタ−炒めが好み。

年を重ねる程に自分のダメ具合がわかって、ほとほと情けない。見かけがくたびれた分、中身に張りがほしい。少しは強く優しく、しなやかになりたい。素直でありたいと思います。内なる畑を耕せ、です。



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