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日本画と手仕事と暮らしの覚え書き
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涼しくなったこの数日、夏の疲れが出ました。最低の家事をして、食事するだけで、もうどろどろと横になりたいのです。何とかあれこれしても、気力が続かないのよね。だから休む。こんな時は休むが最良。気が付けば、我家の猫たちも犬も、いつになく寝坊で動作が緩慢で、何をしていてもすぐ横になります。

元気なのは森の鹿だけかしらん。夕方の散歩で林道に入ると、毎度のように5〜6頭の群れに遭います。りっぱな親鹿と中鹿と、まだ幼い感じの残る子鹿。森の深い緑に映える、赤茶色の艶やかな毛が見事です。
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季節もすっかり入れ替えで秋。昨夜から朝にかけてたいへんな濃霧でした。陽光の日中も気温はそう上がらず、もはや長袖でないと肘がヒヤヒヤします。午前中から昼過ぎまで仕事の打ち合わせでした。あー、話しくたびれました(笑)。食料を買って帰宅。午後は来週のスケジュールを確認。

そして下絵6枚の手直し。これで本紙に写そうと思います。来週は母が来たり、私が上京して2日がかりの診察があるので、手が付けられるのは再来週でしょう。
これらの下絵は、最初に起案したのが一昨年です。まあ気の長い。3年ごしでまとまった下絵は、いったい全部で何枚作ったでしょう。当初に採用したポーズは、結局半分を捨てました。最後の最後になってさらに1枚を入れ替えました。その入れ替えたのがなかなか気に入って、嬉しい。採用しなかったのは、心が自然でない時にひねり出したようなもの。だっていじけている。それはうんざりするのです。

夕方ふと上を見ると、ぶぶぶぶぶ、またカブトムシが飛んでいました。2度目の目撃です。電線には、おや面白い、赤トンボが等間隔で留まっているではありませんか。夜になると、冷たい雨風と共に、しとしと雨が降り始めました。今夜は今年最後の諏訪湖の大花火大会です。音だけはこの山まで届いているけれど、大丈夫かな。
山はもうすっかり秋の冷たさ。今日は昼過ぎまで時折の小雨でした。こう涼しくては私も長袖の衣類です。観光客も別荘の人々も重ね着姿が多くなりました。気が付けば、晴れた空の高いこと、ヤマトリカブトの花の紫の鮮やかなこと、なんと虫の音の盛大であること♪。

毎週水曜木曜はそこそこ忙しい。結果体調が悪くなり、日記は書きたくても書けません。最近は塾の仕事は終わっても直ぐには帰れず、私の右脚も左脚も悲鳴を上げ始めます。昨今ますます業務の終了が遅くなり(無給)帰宅が9時半を過ぎるのです。
塾は座り仕事。それでも、私には連続3時間の着席はもうきつい。バランスよく座れないし、そうは勝手に歩き回れないので、体中痛くて。寝ていても痛みで目が覚めたり。

この数カ月、足がいよいよ痛いのでした。右足は常に鈍痛と痺れがあります。それを庇うせいか左脚全体が腫れてしまい、左膝も故障したようです。犬の散歩に限らず、また杖をついたほうが良いかもしれない。来週に東大の腫瘍診の予約が入っていますが、この先どうなるか見当もつかないわ…。

ニュースでは、東京や横浜は大雨と大停電らしく、観月どころではなかったようです。八ヶ岳は今日は時折小雨がぱらつき、日暮れになってもまだ曇り空でした。が、次第に西から空が晴れて、午後8時前には、それはすばらしい皆既月食を観ることができました。私は八ヶ岳と富士山の間の空が臨める、だだっ広い圃場まで車を出していたから、それは雄大な天体ショーを堪能できたのです。

ああ暗闇に、胸を掻きむしられるような赤黒い月でした。なんと幻想的でしょう。太古の人々はこれを観て、さぞや心を震わせたことでしょう。帰宅の別荘地の道々でも、方々で「7時半くらいから月食が…」など聞こえ、人々が夜空を見上げていました。まもなく夏休みが終わり、首都圏に帰る別荘地の子供達には、それぞれ思い出と深い印象を与えたと思います。

その後は空もすっかり晴れ渡り、昨夜に引き続いてすばらしい満月です。夜気もひんやり16℃、もう秋の入り口ね。

ところで一昨日、明け方に不思議な夢を見ました。目の前に二つの言葉が有りました。一昨日も昨日も今日も回らぬ頭で考えましたが、言葉の上っ面の意味だけ捉えて動くことは、たぶん違うと感じます。
宿題が出たようです。
さあ仕事に出かけようとしたらドタキャンと言うか、開始が1時間の繰り下げ。ましょうがない。

方々の愚痴を聞くと、従業員の仕事の邪魔になるトップは、少なくないですね。私の仕事先のひとつのボスは、今回初めて人を使うようになった人間で、人の上に立てる器ではありません。まず人間を知らない。口癖は命がけ。追い詰められるとすぐに上ずり、自分のキャリア?を並べ立てる。そんなこと聞かされてもねえ。こちとら男のヒステリーは(あとカルトの勧誘も)、迷惑なだけなんですけど。
田中角栄を真似て、小声でにこやかに話していた途端に大声で怒鳴り散らす。これを人心掌握のテニクックだと言って憚らない浅薄さ。周囲は鼻白んでいます。これまで私が仕事で出会ったトップの面々を思えば、劣りますね。

と、「邪魔をしないで」ミュリエル・スパーク著を思い出してしまいます。これは面白かった。上流階級の雇い主と、住込みの雇われ人たちのてん末です。

朝方は大気が冷たく、部屋の中でもカーディガンを羽織ろうかと思うほどでした。午後は少々むうっとしましたが、空にはもう猛々しさがない。秋は間近です。
ああ、もうPCモニターが寿命でダメかも。フルフルと弱り震える画面は、夏の終わりに似ているような。





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