低い内に飛び下りて

受験時期間際の塾雑感。
推薦や寄付で大学進学を果たしても、結局は講議について行けない学生がかなり居るのでは。大学の前期後期の考査でも、合格点に達することができない。聞けば、きちんと講議には出ていても、内容がちんぷんかんぷんらしい。そもそも普通の漢字すらも読み書きできないために、レポートを書くこともままならない。もちろん卒業なんて就職なんて無理でしょう。

少し前に、子供の夏期冬期休暇の課題を含め、小中学生の宿題を代行する業者の存在を知ったけれど（ボロ儲けらしい）、その成れの果てが上記の大学生の存在でしょうか。子供が宿題で疲れたり、学校の成績が悪いと可哀想だからですって。

特に「長男」ですよ。田舎も都会も、長男だからといじくり甘やかしていませんか。多額の寄付で進学させ、仕送りで機嫌をとって、祖父母や両親達は、真の問題を誤魔化しています。解決を先送りにしているだけで、実はクサイものに蓋をしているのです。そして何より腹立たしいのは、親立ちが決して矢面に立たないことですよ。

なのに、「我家のジマンのカワイー長男には大学を出させ、地元で就職させ、親である自分達の家で同居させ、自分達の面倒をよく見る嫁を貰い、さらに男の子を３人産ませる。」と、言い放つのです。それ以外は認めんって。
ですから、その究極の目的のためには親は何でもやっちゃうんでしょう。まったく、は？ですねえ。

よく言うではありませんか。「低い所から飛び下りても、たいした怪我はしない。けれども高い所から飛び下りれば命が危ない。」
子供はせいぜい低い内にバンバン落っことし、存分に痛がらせ泣かせましょう。

手抜きの勧め

取った途端、「○×様っ！タイヘンですっ！あなたにカンケイのあるコトなんですっ！」と叫ぶ電話は、保険商品の勧誘電話。即ガチャン。タイヘんですとは新手ですナ。今回のは災害保険。この電話の方がよほど災害ですわ。

冬の肌は顔も身体も、ローションを塗っても乾燥気味。荒れた箇所が拡がりそうなので、午前中まるまる潰し、大混雑の皮膚科にかかりました。軟膏と飲み薬をもらいました。

皮膚科の医者は「中年以降はもちろん若い人でも、夏以外は、毎日石鹸で身体を洗ってはイケマセン」と言います。湯は浴びてもいいけれど、汗を洗い流す程度で、石鹸で洗うのは週に１度か２度にしなさいですって。脂ぎった若い男や新陳代謝の盛んな子供以外は湯あみだけでよさそうです。
かつて北里病院でも、「現代人は洗い過ぎで、大切な皮脂や、できたての垢（保護壁になる）や、常在菌がダメになり、肌が弱っている」と言う話を聞きました。合成洗剤で洗ったり柔軟剤を使った肌着もアカンと言っていました。

何でも手抜きがよろしいようで。

今年しておきたいこと

未明から降り始めたらしい。あまりに静かで気付きませんでした。９時頃までに４、５cm積もって雪は止みました。昼間は良く晴れたものの、気温は終日零下で、雪は殆ど融けずに残っています。車が通って圧力で融けた雪などはすぐに凍り付き、道路はツルツルで危なーい。

今年もあと２週間です。しておきたいことは、窓拭き（床磨きは諦めました）。それから絵は、６枚組の習作の年内完成は難しい。立春完成を目指しましょう。あと見たい映画が２つある。行きたい場所もある。けれど、機龍はあまりに忙しくて来られないかも。吉野裕子全集は、年内に第２巻が読了できるかどうか。

しておかねばならない、という風には考えないのです。

それから年賀状。頂戴してもこちらからはお出ししないのでご免なさい。新年はこのブログ上での御挨拶のみとするつもりです。

お酒は家で

朝から午後まで雪がちらつきました。夕方から止んで、まあ冷えること。今日から野鳥の餌台を本格的に設置しました。餌はヒマワリの種子、小鳥用の小さな穀物粒、キジや鳩用の穀物粒や豆類。雪が積もる頃にはミカンやパン屑なども混ぜます。

夜は仕事先の忘年会、と言うか食事会。お酒は私も同僚も無し。ソフトドリンクで乾杯です。
車が無いとどうにもならない田舎のこと、飲酒運転は命取り。免許が無いイコール失業ですし、子供の学校の送迎も買い物も通院もできません。何より狭い地域で信用を失ったら、生きるのはとても難しくなります。だから迎えの車が無い人は誰もきっぱり飲みません。そうなると殆どの人が飲めないし、その飲めない人に気兼ねして、これまた遠慮で飲みません。

よって近年は、お酒を飲まない、つまりお茶会や食事会形式の忘年会が多くなったらしいです。私の職場もそうです。田舎は流しのタクシーは無いけれど、運転代行は有るには有る。けれど、いつまで待たされるか判らないし、何より勿体ない。食事会なら早い時間に解散になって、健康にも宜しい。お酒は家でと昨今の合い言葉。

金曜日は

金曜日は人間と犬猫のそれぞれの大洗濯と、家中の掃除の合間に、振込みやらの外用事。夜はやっと本を読んだり録画を見たり。制作も研究も家でやるバイト仕事もしませんってゆーか、できません。
でもまあいいのであーる。こう言う日がないとダメ。身体も気持ちもくたびれて暮らしがまわっていかないもん。

金曜日はもうひとつやることが。名古屋の母から電話があって愚痴を聞くのです。母は実の姉、すなわち私の叔母（独居）の家へ、この２、３ヶ月もう毎週のように大掃除をしに行っては悲鳴を上げています。私の従兄弟夫婦が手助けしてくれなければ、とっくに倒れているかも。

私の子供の頃からの印象では、叔母は家事が苦手で我が儘で他人に冷たい人。今もそのまま、まだら惚けになってきました。もう１人ではどうにもならない。なのでとうとう施設に預けることにしたので、そのために医者に連れて行き、介護度を認定してもらうことやら、お金の用意やら、山のようにやることがあるのです。

なのに、叔母の家の権利書も鍵も、おろしたばかりの大金も印鑑も通帳も、みーんな何処に行ったのかわからない。大切なものは、叔母所有の哀れな着物や美術品たちと同様、どのゴミに埋もれているのか、見つけてはすぐに失くされて、毎度見当たらない。叔母には記憶なんて無いに等しい。よってこれから大探索をせねばならないらしい。でも、片付けても片付けても家中みっちりと新たなゴミ（めちゃめちゃ買い物をしては溜め込んで忘れてしまう）と、昔からの不要品が収まっていて、掃除も探索もなかなか捗らない。
手伝いに行ってやりたいけれど、犬猫と仕事を抱えてはなかなか動けません。それに私の右足首は１時間以上の連続運転はもはや難しい。はああ。

Yamaさん、玉村方久斗氏は祖父ではなく、豊男氏は彼の実の子息だそうです。八男にあたるようですが、母上の再婚などがあって、誰がどういう繋がりなのかよくわからないのですが。