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日本画と手仕事と暮らしの覚え書き
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雪長靴は私のも母からのお古も全部穴が空いてしまったし、古い作業用のはひどく硬く重く、犬の散歩なんかしたら腰を痛めそう。とうとう一昨日、雪長靴を買いました。実用長靴オカモト製のゲーリー、2080円。

新しい長靴は、膝下までしっかり長く、履き口はカバー付き、高さ1cmくらいのプラスチック製ピンスパイクが、靴底にびっしり打たれています。試してみると、深い雪の中でも中に雪が入らず、犬すら滑るツルツル氷の上でもしっかりと歩けます。

これですよ。
実はこれ、紳士用です。婦人用はせいぜいふくらはぎ丈で、スパイク付きなんか有りません(どうして婦人用には何もかも実用品が乏しいの?)。サイズは最小のS24cm〜。私のサイズは23cm足らずですが、ソックスタイプの中敷を入れるのでちょうどよくなるのです。この中敷はウェットスーツの素材でできていて、とても温か。やはりオカモト製の優れものです。

もっとも雪や氷の無い場所では、スパイクのせいで少々歩きにくいです。なので今シーズンは履いても4月までかな。
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雪の後の、ほんのり晴れた日。私は雪原に映る樹木の青い影が好きです。犬がクウクウ文句を言い出すまで見ています。許されればいつまでも見ています。毎日あれこれたいへんで辛いことも悲しいこともあるけれど、これは私のひとときの平和です。


雪掻きでへろへろだった一昨日の夕方、我家を道路側から撮ったもの。翌の昨日は晴れてはくれたけれど、たいへんな大風でした。強風は、地面や枝々に積もっていた雪を、それは物凄い勢いで舞い上げ、おもちゃにし、人や車を襲わせました。地吹雪ってこういうことかと…たいへんでした。
止む気配のない雪。
午前中に既に車庫前と家の前の道を2度雪掻き。庭の雪掻きも。野鳥たちも必死なら私も頑張らねば。午後にもこれからもう1度雪掻きします。そうしなければもう、私の力などでは除雪できない重さと量になってしまうのです。
塾が終わればきっとまた、雪の中から自分の車を掘り出さなければならない(シャベルや箒や融雪剤を積んでおかねば)し、塾の仕事から帰ったら、さらにまた夜中の除雪作業です。ふう。こんな日は最低の家事がやっと。勉強や制作はまずできません。

昨夜から降り始めた雪は一度小止みになっただけで、午後2時には新しく降ったものが20cmを超え、我家のまわりは40cmくらいの積雪になっています。雪長靴の中に雪が入らないよう、履き口のコードをぎゅうっと締めて出ます。うむ、もう膝丈のスノーブーツの方がいいかな。先日からの積雪が、ようやく重みで沈んで嵩が減ったのになあ。ああ、また歩きにくいことです。

雪が止まなければ、別荘地なんて除雪車も来ません。私のような大型四駆はいいけれど、軽自動車(もちろん四駆&雪タイヤ)では走行が難しい場合も。軽自動車は、下の町村なら一般的です。けれど、我家の有る旧別荘地から上は「雪氷の道は上がらない」とのことで、以前は四駆でも軽はまず乗られなかったのです。それが不景気に加え、観光客のペンション離れと高齢化による収入激減で、やむをえず経費の安価な軽自動車に切り替える人が増えました。で、立ち往生です(道を塞がれると困るのよ/もちろん牽引や掘り起こしを手伝います)。

と、今日は早めの更新。北陸や東北や北海道の人たちも、毎日の雪掻きがたいへんだろうな。そう思うと小声で「頑張れ」とつぶやきたくなります。私も今夜は雪と氷と汗でボロボロでしょう。もしよかったら、どうか小声で「頑張れ」って言ってやってください。

2日続けて午前中勉強できず。昨日は昔の顧客の骨董関連の質問に、数時間かけて返答の下地作りをし電話をかけ、これは全部無収入。今日は顧客のHPの更新作業で、収入は2時間かかって2,800円(税込)にしかなりません。
とは言え長野県下、肉体を酷使しての時給の平均は、50代の私の年齢ではやっと700円台です(最低賃金669円)。親戚のいる東北や知人のいる北海道となると、それにすら届かない(同654円)&その前に北はもっと仕事が無い。それらを考えれば文句は言えないけど。

同じように明眸皓歯で、同じ大学を同じ成績で出て、同じような職業の男と結婚しても、片やケリーバッグや宝飾品を取ッ替え引ッ換え、ゴルフ雑誌が取材に来るほど華やかに遊び回る専業主婦も居れば、DVからの逃亡生活の果て、昼夜働いても月収10万足らずの中で、二人の子育てをする女性も居ます。それらの知人を見るにつけ、二人はどこでどう道を分かったのかと。

私は、いい。自分で選んだ賭けだったのだから。賭けと言うのは、正社員にならず(もっとも当時は就職氷河期で雇用機会均等法以前、大卒下宿コネ無しの女に正社員の口はまず無かった)、嫁修行するくらいなら絵の修行がと結婚もせず、水商売に加え、講師のバイト(セクハラには参った!師が付く仕事の男は全部ダメ)で画業に専念し、若い内でないと難しい技能の習得と、各公募展の入選受賞に全てを費やしたことです。
まあそんなことをしても、絵だけで生活していける人は数えるほどで、私もそこに入らない。

私の生き方ね、他の方法が有ったような気がするの〜そんな異国の旧友からの湿ったつぶやきを読むと、私もふと半世紀前に思いを馳せてみたりして。でもね私、やっぱり同じ方法で生きてしまうだろうと思うのよ。
起きてみれば屋根の上には25cmほどの雪。こんな日は猫達も、外を眺めるばかりで出ようとしません。
朝7時半、私はフル装備して、まずベランダと、すっかり埋もれた階段とを雪掻き。次に何とか庭に降りて野鳥の餌台付近を雪掻きしました。たーくさんの野鳥が、周辺の唐松などに留まって、私の一挙手一投足を注視しているのが痛いほど感じられます。雪がまとめて降ると毎度こうです。私が餌を置いたり撒いたりして部屋へ引き上げると、背後にザアア〜と羽ばたきが。もう殺気!と言う感じ。振り向くと、わあ、物凄い数の鳥でした。

その後に犬の散歩を済ませて、今度は車庫前の雪掻きです。今回の雪はふうわりと軽いので、私でも何とかなります。ただかなり広い場所(大型4駆が2台、優に駐車できる)なので、ふうふう。着替えるほど汗をかきました。

おっと氷柱も落とさねば。こうしてみると屋根は高い。4〜5mはある長い長い細竹の棒を振り回しても、届かずに残したものがかなり。

全て終わるともう10時半を回っています。ああすっかり疲れました。そしてうんとお腹が空きました(笑)。夕方、塾の仕事に行くのが辛かったですー。
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