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日本画と手仕事と暮らしの覚え書き
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それにしても、もんのすごい強風の一日でしたね。しかもうーんと冷たいし。寒い寒い。

私は今日、1時間半も早く仕事に行くハメになりました。塾長がダイジな予定を1日間違えていたせいです。機龍が居てくれたおかげで、NIKO犬の散歩や、家の事は心配しないで出かけられました。ありがたや。

犬も猫も、機龍が好き。写真は暖房カーペットの上でみんなが甘えている様子。
好き好き
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昨夜から降り始めた雪は、朝までに積雪15cmを超えました。これだから3月は油断ができません。春のドカ雪。重くて重くて。機龍がいてくれて本当に助かりました。雪掻きで泣かずに済みます。

午後は快晴。NIKO犬を連れて、蓼科までドライブに出かけました。横谷手前の「柊」で山菜とろろ蕎麦を昼食に。その後は蓼科湖まで出向き、NIKOと散歩。午後にはもう道路など乾いた部分もあるほどで、ほうら、春の雪は儚いわね、あっと言う間に融けていきます。写真は蓼科湖畔でイジメあっている機龍とNIKO(笑)。
なんのかんの言っても、やっぱり春はまだまだ。冷えます寒いです凍ります。陽光がうっすらなんて、風がびゅうびゅうなんて、いや〜ん寒々。

昨夜はNIKO犬の散歩を済ませ、猫たちを全部家の中に入れ、6時過ぎには家を出ました。夕飯は諏訪湖畔のラーメン屋。焼豚いっぱいのつけ麺やら餃子をいただいて、ああ美味しかった。ゆっくり岡谷の映画館に入り、「どろろ」を鑑賞。昨日はレディースディ&レイトショ−割引で、二人で2000円ちょいでした。ああもう一回見たいなー面白かったなー。帰宅したら夜中11時半!おほー。

今日はあれこれ買い物や家事やらで終わりです。生活はラクじゃあない。けれど、機龍が週末くらい仕事しないでノホホンと、と言うので、ノホホンとパイを焼いたり、編み物をしたり、本を眺めたり、DVD見たり。少しでも頭を使って考えるのは夕飯のことだけ。いつかちゃんと春は来るのでしょうか。春に向かって歩いて行けるのでしょうか。
ここの文字の大きさを少し大きくしたかったけれど、旧Macではどうしようもないことが判明。ごめんなさい。各自ブラウザの文字の大きさを拡大してご対応下さい。あいからわず、同様の理由でコメントのお返事もできないままです。かさねがさねごめんなさい。

OSXを入れて、ブラウザをSafariにすればいいのです。でもねー、それがなかなか。OSXは入手できるのですが、OS9もアプリの関係上まだ必要なのです。ひとつのPCに2つのOSを入れておかなくちゃ。パーティションってどうやって区切ればいいんだっけ?ああ、わからん。機龍はMac以外ならわかるんだけどーですって。

一昨日7日(水)は公立高校の入試でした。教え子たち、頑張れたかなあ。先に有った私学入試は全員合格してくれて良かったです。入試が終わったので、塾の受講生も減りました。新しい先生がまた増えます(え〜25才ですって。息子のようだワ)。今年は塾の本部建物が新しくなる予定。まあ私は地元でしか教えないつもりですけど。

次の春へ。次の人生へ。知らぬ間に歩き出している人も有れば、歩いているつもりが立ち止まったままの人も。まあ生きてりゃいいさ。まずは命さ。
あ、今晩は、レイトショーで映画「どろろ」を見に行く予定。
今日はうって変わって霜が降り、冷え冷えと風が吹き、晴れてはいても寒いです。日の過ぎるのはとても早くて、あっと言う間に水曜日。昨日一昨日は、自分の勤め先のHP更新もあったし、何より先年より制作中のHPが、此処に来てようやく顧客に暇ができたのか、あれこれ材料を送って来たり修正が入ったりで、対応に追われていました。

昨日の午後には、機龍もこちらに来てくれました。来てくれて良かったです。傍から見ても心身の疲労感が強く、私の母などもとても心配しています。彼には年末からこちら、身辺に非常にいろいろな事が起き続けていました。エンジン全開で、先月末までは次の人生にも意欲的でした。しかし、プツッと糸が切れた。とうとうここにきて息切れ。あんなにいろんなことが降り掛かっては、誰だって心が消化不良をおこすと思います。ええ、暮らしの心配もそれは重要ですが、全部を手に持ったままでは休めないのでは。今はまず、ただ身体を横たえて休まねばならないと思いますよ。

死の床の宮沢賢治が、かつての教え子にあてた手紙の一文に、
「風のなかを自由にあるけるとか、
はっきりした声で何時間も話が出来るとか、
じぶんの兄弟のために何円かを手伝えるとかいふやうなことは、
できないものから見れば神の業にも均しいものです。
どうか今のご生活を大切にお護りください。」
とあり、最後には
「上のそらでなしに、
しっかり落ちついて、
一時の感激や興奮を避け、
楽しめるものは楽しみ、
苦しまなければならないものは苦しんで
生きて行きましょう。」
と締められています。

さて、この文章の前も、自省の為にしっかり読んでおこうと、私は思う次第です。
どうも私は、夢の世界でばかりぼんやり生きていますから。
「僅かばかりの才能とか、器量とか、身分とか財産とかいふものが何かじぶんのからだについたものででもあるかと思ひ、じぶんの仕事を卑しみ、同輩を嘲り、いまにどこからかじぶんを所謂社会の高みへ引き上げに来るものがあるやうに思ひ、空想をのみ生活して却って完全な現在の生活をば味ふこともせず、幾年かゞ空しく過ぎて漸く自分の築いてゐた蜃気楼の消えるのを見ては、たゞもう人を怒り世間を憤り従って師友を失ひ憂悶病を得るといったやうな順序です。あなたは賢いしかういふ過りはなさらないでせうが、しかし何といっても時代が時代ですから充分にご戒心下さい。」
(校本全集書簡番号488>柳原昌悦氏宛1933年9月11日の封書より)

宮沢賢治の作品は、「青空文庫」のように、多くがネット上で公開されています。ありがたいですね。
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