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日本画と手仕事と暮らしの覚え書き
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東京も雪が舞ったそうですね。こちらも午後じゅう降ったり止んだりでした。夜には吹雪状態。ただし地面の熱が有るからか、積もっても1cm程度で、安堵しています。私達が塾の仕事を終えて外に出ると、果たして我らが車は皆、雪と氷の砂糖菓子になっておりました(うわーん)。フロントガラスもドアも、もぉバリバリになっちゃって。もたもたしていたら、男の先生達が雪や氷を剥がしてくれました。

雪ですって。はああ。庭もせっかく水仙の蕾がもたげてきたし、カタクリの芽もずいぶん葉が拡がったと言うのにね。春のドカ雪でないだけ、マシだと思いましょう。

お腹が空いた。夜食を食べようっと。お腹が空いてると、寒いような気がするもの。
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三寒四温なんでしょうけど、今朝はちょっぴり小雪?も舞いました。山から流れて来たのでしょう。昼間も晴れてもさほど暖かくならず、夕方からは真冬のように冷え込んでいます。

駅の傍まで下りたついでに、またしてもふらふらと手芸用品店に寄ってしまいました。昔から毛糸や端切れやら手に取っては品定めしたり、何ができるか想像したりするのが好きなのです。今日は前から下見していた手芸本を買いました。布製のバッグの製図や縫製手順が書かれているものです。今年はフランスの麻布の、なかなか素敵な端切れも入手したし、自分用にひとつふたつ縫おうと思っているのです。

昔に欧米に旅した折に求めたバッグ類は、ブランドのもの。とても上質で、一見どこのブランドともわからないデザインばかり。手入れし、修理にも出して、今も丁寧に使っています。もっとも感心して好きなのは、スペインのロエベ(LOEWE)ですね(嫌いな物は持ってないからわかりません)。

そして私は、自分で縫った手製のバッグも大好きなのです。最初に作ったのは小学生の時で、古着から外した濃紺の別珍を上手く利用し、クリーム色の別布を中央にはめて刺繍も入れました。裏もついていたのですよ。先生ら大人は信じてくれなかったけれど、バッグの丸いデザインも、刺繍の図案も、全部自分のオリジナル。それが自慢でしたね。長いこと大事に使っていたし、大人になってもずうっと取っておきたかったのに、捨てられてしまいました。たぶんそれが心の底の何処かで残念で、今でも作りたいと思うのかもしれません。
昼間は暖か。夕方から冷え込み。福寿草がそこかしこに膨らんでいます。昨日はフキノトウを幾つか摘んで、蕗味噌を作っていただきました。身体からは丸1日蕗の匂いがしていたような気がします。この数日はベニマシコのつがいが来ています。渋めの赤の羽が美しいです。ほうら、空の色が変わり野鳥の種類が変わり水の匂いも変わって、ああ、私がぼやぼや下を向いていても、季節はたしかに移り行き、日月も進んでいくのですね。

特にこの数年、私はどのくらい「もう」と口にしたことでしょう。焦り悲嘆し絶望したことでしょう。その中で、「『もう』と言わないようにするんだよ」と、私を支えてくれた人が居ました。悲嘆と不安の中でのその言葉はとても有難くて、私は頑張ることができました。でも今、その人が、「もう、もう」と苦しんでいます。別の人も同じく「もう、もう」と胸を掻きむしっています。ああ、お金のこと、身体のこと、家族のこと、仕事のこと、自分も周囲の人間も誰もが抱える悲痛のタネ。でもこれは、冷静に見れば、おや、表裏一体のマスク。

そうね、マスクを裏返すことを学ぶために、この苦しみが有るのかもしれません。私よ、誰かのために何ができるか急いで考えよ。そしてただちに実行せよ。
昨日のこと。冬の最後のあがきとでも言うのか、昨日は日中はそれはもう真冬のごとく冷え込みました。そして夕方には空気がぶうっと膨らんで、血流もふつふつ落ち着かなくなりました。犬の散歩から戻るころには、美ヶ原の方から遠雷が聞こえていました。

そして今日の未明まで、空と地面が割れんばかりの春雷、激しい雨と風。山も林もすっかり目覚めたことでしょう。起きてみれば、ストーブひとつ要らぬ暖かさです。寒いはずの玄関の、山野草の避寒用ガラス棚では、タイワントキソウや、ユキワリソウ(ミスミソウ)が咲き始め、その他幾つかの鉢に緑の芽が、つんつんぷっくり顔を出しています。

春だ。まだ何度か霜も降りるだろうし、1度くらいは雪も舞うかもしれないけれど、これは春。春です。
なのに私のいでたちときたら、焦げ茶だのグレーだの黒だもの。まことに遺憾。

あ、映画の「蟲師」はですね、主人公、かっこよかったです(そこかい)。原作にも興味いっぱい。私は原作を殆ど知らないので、設定や世界が少々判りづらくもありました。この世界を納得するには、もっと幾つかのエピソードが観たかったかも(でも、長くなりすぎちゃうな)。最後の終わり方もふうんそう行くワケ〜な感じで。マンガや小説のイメージを持って映画を観た人は、さあどう思うのかな。

私ったら、この数日はずいぶん愚痴愚痴書いてますね。恥ずかしいですね。私のは豆腐の根性なのがよーくわかります。もう、やわやわ。しかも豆腐ほど白くもなく、役にも立たんと言う…。

昨夜夜中の12時頃に戻ってまいりました。ただいま深夜31日の1時半を回っています。今朝は7時には起きねばなりません。

私はこの2日間、2件の病院で検査でした。乳房の方はシロでしたが、右足はやはり再手術が必要とのことです。しみじみ悲しいです。私も辛いですが、医者も悩んでいました。ワルイものはどうせ完全に取り切れない。無理に取ると足首付近の骨が崩れてしまって、それはできないと言うのです。しかも、今は曲がりなりにも普通?に歩けているものが、術後は今よりも必ず歩行が難しくなるので、医者としては、それが治療と言えるのかどうかと、逡巡していました。不自由になるのを一日でも遅らせたいが、手後れになっても困る。そういうことのようでした。いずれにせよ手術は来年以降に行われ、術後は身障になるらしいです。

でも、機龍と共に遊んだこの2日間は、楽しくもありました。旧国立博物館で、「レオナルド・ダ・ヴィンチ」の『受胎告知』に再会できたし、レオナルドの科学医学建築などにおける功績をも鑑賞できました。旧国立博物館の桜は満開で、花吹雪の庭園の散歩も叶いました。和光の地下で見た「雨の日の庭の手入れ」の題の、小さな陶製のうさぎはそれは可愛らしかった(けど、数万円…なかなか買えません)。映画は「蟲師」、「ナイト・ミュージアム」の2本を見ることができました。「さくらん」も観たかったのですが、時間が合わず、いつかテレビでやってくれないかなあと。

まあなんとか、生きています。生きて行きましょう。
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