跳ねるもの

夕方の散歩で林を歩くと、今年の春に生まれた子鹿たちが、濃い緑の中でぴょんぴょんと跳ねていました。毛皮の艶やかな赤茶色が美しかったです。

雨ばかりの庭に、ヒヨドリジョウゴ、シモツケ、クガイソウ、トラノオなどが咲いています。いずれも小さな花が集まって一塊一房になっているものです。ヤマアサジサイも盛り。木陰の一輪のナデシコは、ピンクが冴えて美しい。

私は今日51才になりました。機龍からはカエルのキャラクターの「次の日ケロリ２」の可愛い絵本。このケロリさんはいつも私を慰めてくれ、元気をくれるのです。落ち込んでも、さあ、ぴょん！
私は自分には宮本常一著の「家郷の訓」（エンジ色のカバーをかけた）と「民俗学の旅 」（水色のカバーにした）。宮本常一氏は温かさと生真面目さが好ましい。民俗学者の中で一番好き。

ところで「跳ねる、踊る、足踏みする」のは、昔から「鎮魂」の意味が有る様です。

したこと できなかったこと

「インカのめざめ」美味でした。新ジャガのように小ぶりで、中身も黄金色のジャガイモです。カロチノイド系色素ゼアキサンチンがとても豊富とか（動脈硬化や悪玉コレステロールがどうとか書いてあった）。農協婦人部の販売コーナーで買って、先日煮てみました。ここは早く行けばなかなか珍しいものが、それは破格の値段（インカ〜は１kg200円／普通はこの３〜４倍）で置いてあるのです。機龍と外食した時に食べたジャガイモの煮つけが、とても美味しかったから真似したの。蒸しても揚げても美味でしょうね。

今日したこと。
朝起きたら、トイレから洗面所、台所、ダイニングに至るまで、小アリがいっぱい。天井まで居ました。殺生は嫌ですが、今日は駆除しました。犬猫の健康の為にも、殺虫剤の跡をアルコールで拭き取るので、１時間以上かかりました。
夕方から大雨と判っていたのに、大物を洗濯。アップライトのピアノカバーを洗ってしまいました。わはは、洗濯機で。表示にはドライのみとあるけれど、化繊だもの、何か？乾燥機も×印ですが、さっさと使用して生乾きにして、明日アイロン掛け。

50才でできなかったことのひとつ。６枚組の絵の完成。今また草稿をやり直しています。これは楽しい。今年中に必ず。それから50才で再び始めたことは、国文学の勉強。一生できたらいいなあ。

手作りしましょう（改）

地震、怖かった〜(x＿x）。震度４でしたけど、１分以上揺れて、最後はゴウゴウ音がして横揺れして。猫の毛も逆立ったし犬も固まってました。方々被害の少ないことを祈ります。
防災科学技術研究所 Hi-netの地震観測システム、もしくは携帯版でチェック。

台風一過。なのにすっきり晴れそうもありません。はー。まだ午前中ですが、晴れても雲が多くて。
今日からの読書は、 折口信夫の「日本芸能史六講」です。昭和19年の昔の、講議文風の文体になじまねば。

機龍も苦笑していましたが、ニュースで見て呆れるやら不思議やら。ナントカマーチというブランドのエコバッグなる物を求めるために、販売店に長蛇の列をなし騒ぎを起こしたと。定価2000円がヤフオクなどではすでに20000円とか。その差額をエコ関連の活動なりに寄付した方がよほどまし。これで今後そのバッグを持っていると言うことは、もはや恥知らずに思えてしまいます。

エコと言うくらいなら、どうして自分の古着から再生しないの？不思議不思議。バッグの型紙や作り方など、少し調べれば見つかるのに。
風呂敷が一番いいのに。

ああ、エコなんかどうでもいいのね。以前に日本国内で、買い物袋（グッ○）や、犬の散歩の道具入れ（プ○ダのナイロンの）を、フォーマルパーティに持参しているのを見かけて、絶句したことが有ります。ブランドだから？高価だから？流行だから？変ね。

私の知るかなり良い暮らしの日欧米女性は皆、40才を過ぎても髪も染めず学生の頃と同じ髪型をし、穏やかな色と天然素材の、身体にあってよく似合う衣服で、日焼けはうっすら、昼間は化粧も殆どしない（夜会のみ濃い化粧）。これはインテリ階級だからかもしれませんが。
そして衣服や持ち物は、親のお古か注文品か手製が多いのです。特に手芸の施された手製の小物〜上品な手刺繍の眼鏡ケースなど、まさに上の階級を物語ると感じました。つまりその女性に、例えば刺繍など手芸をする「気持ちの余裕と環境と時間が、たっぷり有る」と言うことです。

涼しすぎ

桃を買おうか迷いましたがやめました。太陽をずうっと見ていません。甘いかどうかわからない。何より雨続きで涼しすぎて、フリース姿の人々がそこかしこですよ。私も今は冷たい果物より、熱いココアの方がいい。

NIKO犬の散歩では、朝夕ずぶ濡れになってしまいます。NIKOにはマント風のレインコートが着せてありますが、私は蒸し暑いのが苦手で、何も羽織らない。濡れたら着替えれば良いかと。この天候では小鳥たちが気の毒ですね。今は雛の時期、巣が落ちなければいいのですが。方々で巣立ちも始まって、そんな時の台風はとても危険なのです。

ああ、せっかく新調した「扇風機」が、未だ出番は１度だけ。それどころか、近隣では暖房をする家もあるほどです。南半球じゃあるまいし、台風が去ったら少しは夏らしくなるのでしょうか。

今日よ！

昼には濃い霧になりました。涼しすぎるくらいなので、下の町への車にはNIKO犬もお伴です。月に一度、給料日の後に、ちょっと上等な犬用のおやつを買ってやる（たまには市販のものもいいでしょう／中国など外国産のは買わない）のです。

今日は大雨かと思いきや、昨夜から降ることなく終日曇り。何とか路面も乾きました。有難い！とにもかくにも「今日よ！」〜台風は刻々近付いているんですもの、大物の洗濯と、連休分の買出しと、ATMの用事を済ましましょう！と言うことで、終日出入りし、洗濯をし、乾燥機と除湿機に頑張ってもらい、合間に「絵巻物に見る日本庶民生活誌（宮本常一著）」を読んではノートにまとめたり。この本はあと40ページ余です。この本の後は読みかけの「日本芸能史六講（折口信夫著）」の再読か、「異人論〜民族社会の心性（小松和彦著）」の予定。

アスファルトは乾いていても、林や草原は濡れたまま。連日の雨で地面は驚く程水を含んでいます。だから夕方の林の散歩では、靴もチノパンもNIKO犬もびしょ濡れになってしまいました。ちゅめたーい。